見出し画像

道なくば道を造る

自助論
人生は自分の手でしか開けない!
S.スマイルズ著(三笠書房)

心に炎をともす人生を導く書

あなたの人生を変えた一冊は?と聞かれたら

私は、「自助論」が人生の意義を教えてくれ
その後の私の人生を大きく変えてくれた1冊だと答えます。

今のままでは駄目だと気付き
「AFP、CFP」の資格を取り転職し
「行政書士」の資格を取得し開業し
「社会保険労務士」の資格を取って業務範囲を広げて
世のため人のためにお役に立ちたいという思いで
現在は世界平和の実現を目指して働いています。

自助論との出逢いは15年前
「右脳がぐんぐん目覚める4倍速CDブック」という
右脳教育、幼児教育のパイオニアである七田眞先生の
4倍速CDで読んだというよりは、聞いたというほうが正しいのですが…

この冒頭の部分は、何度も繰り返し聞いたので
今でも暗唱できるほどです。

「天は自ら助くる者を助く」

この格言は、幾多の試練を経て現代にまで語り継がれてきた。
その短い章句には、人間の数限りない経験から導き出されてきた
一つの真理がはっきりと示されている。

自助の精神は、人間が真の成長を遂げるための礎である。
自助の精神が多くの人々の生活に根づくなら、
それは活力にあふれた強い国家を築く原動力ともなるだろう。

そして、一番衝撃を受けたのが冒頭に続く文書です。

外部からの援助は人を弱くする
自分でじぶんを助けようとする精神こそ、
その人間をいつまでも励まし元気づける。

人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても、
相手はかえって自立の気持ちを失い、
その必要性をも忘れるだろう。

保護や抑制も度が過ぎると、
役に立たない無力な人間を生み出すのがオチである。

そして、
人生の手本となるべき偉人の数多くのエピソードが紹介されています。

今まで自分自身がどれだけ甘えていたか
全く人生の真理など見えない曇った眼で
人生を歩んできたかということに気が付き

これからは自分自身の力で
自分の人生を切り拓いて行けるんだ!
と大いに勇気を与えてもらいました。

国民全体の質がその国の政治の質を決定するのだ。

立派な国民がいれば政治も立派なものになり、
国民が無知と腐敗から抜け出せなければ劣悪な政治が幅をきかす。

国家の価値や力は国の制度ではなく
国民の質によって決定されるのである。

そして、私と同じように
この人生の真理を知らない人が
世の中に多くいることに気が付き
一人でも多くの人にこれを伝えていくということも
私の使命ではないかと気が付かせてくれました。

まっすぐ歩み、義を行い、心の真実を語る

新しい時代の幕開けに
改めて本書を読み返し
なかなか出来ていないことも多く
襟を正す機会を得たことに感謝します。

人間を向上させるのは、
文学ではなく生活であり
学問ではなく行動であり
そして伝記ではなく、その人の人間性である。

私も
「優れた人格を得ることを人生最大の目的」

として、つねに

心の中の鏡に自分が正しく映ることを望み

自尊心に厚く、
何よりも自らの品性に重きを置き
しかも他人に見える品性より
自分にしか見えない品性を大切に

「まっすぐ歩み、義を行い、心の真実を語る」

これらの言葉をしっかりと胸に抱きながら
令和を生きていくことを誓いたいと思います(^^♪



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?