動物は仁義というテレパシーが大好き|ネイチャー・コミュニケーション
動物たちと仲良くなるには、いくつか押さえておくとよいポイントがあります。
それは初対面の「挨拶」。
仁義みたいなものです。できれば会う前に挨拶をしておくとよいのです。
動物たちは、基本的に異種間交流はしません。他種の動物と積極的に交流したがるのは人間くらいじゃないかな。
動物たちにとって異種の動物(人間も動物)との交流は、結構恐ろしいしストレスがかかります。相手が何者か分からない、突然危害を加えるかもしれない、と思うのは人間も動物も同じ。警戒して防御するのはあたりまえです。
出会い頭に手が伸びてきたり、でっかい顔(眼)が近づいてきたりすると怖いですよね。見知らぬ人が急に近づくと、それは攻撃とみなされます。
それを防ぐためにも、前もって仁義を切るのです。
仁義を切る=ある種の人々の間での初対面の際に交わす挨拶の形式を表現する言葉
先日、様々な種類の動物を飼っている友人宅を訪問。前もって、「赤いインコは、滅茶滅茶気が荒くて、絶対に近くに寄れないから気を付けてね。」と注意されていました。
でもね、とっても綺麗な鳥は大好きなんです。
そこで、前日にインコさんにテレパシーを送りました。
「明日行くからね。私は美加りん。明日ね。危害を加える気持ちは全くないよ。ただ逢いたいだけなのよ。明日行くからね。私は美加りん。明日会えるの楽しい身にしているよ。私はやさしいからね。明日行くね。美加りんだからね。」
と、明日行くことと、危害を加えるつもりは全くない事、名前は美加りん、と繰り返し繰り返し伝えておきます。
さて当日。
背をむけながら近づき(すきを見せて、正面から眼を合わせない)そしてチラ見して、私は美加りん。よろしくね~と伝えます。
するとインコさんは興味津々。威嚇されずに近づけました。
そして、コミュニケーションの王道!
相手のマネをします。インコだけど、オウム返し!
このインコさん、なぜかクリンっと逆さまになるのです。
体をねじって頭を下にもっていく。それを延々と繰り返します。
だから同じタイミングで、同じように、クリンとさかさまになります。
そうして完全にシンクロして来たらもうOK!
顔を近づけると、インコさんも顔を近づけてくれます。
さんざん遊んでしばらくすると、他の人が近づいてきました。すると物凄い声で叫びまくり、威嚇します。インコさんは、単にびっくりしているのです。
「あんた、誰?あんた、誰?何しに来たの?何よ!黙ってないでなんか言いなさいよ!」って、そこまで狂暴にならなくても。。。
動物だって知らない人は怖いのです。自分がインコさんの大きさで、人間の大きさの動物が近寄ってきたら、恐ろしくないですか?
他の人が去って落ち着いたころ、ふとみると、ケージの中にはインコさんの綺麗な羽が落ちていました。「ほしいんだけど、もらってもいいかな?」とお伺いを立てながら、そ~と手を入れてゲット!インコさんが許可してくれました。インコさんの大きな赤い羽根。私のお守りです。
初めての動物さんに近づくときには、ぜひテレパシーで挨拶して、もしくは、声に出して挨拶してから近づいてみてください。それだけで、結構簡単に仲良くなれますよ。
(photo: ©MikaRin)
MikaRin Youtube クリスタルボウル・チャンネル
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