カラス君に認識されたら②|アニマル・コミュニケーション
詩「漆黒の祝福」と「カラスの愛」は、野生のカラスと触れ合った実体験をもとにして書いた詩です。ある夏の日にこんなことがありました。
カラスが舞い降りてきて遊んだ日々①の続きの記事です。
先日野生のカラスと遊んでから、どうやらカラス王国の住人達に、私と言う存在が認識されようだった。そして私の中にもカラス王国という認識が加わった。
~王国というのは、その種によって共有している集合意識のこと。ある個体と交流をもつと、その種全体がそのことを知っている、という不思議なネットワークが存在する。
草原の真ん中を歩きながら、あのカラス君にむかってテレパシーを送った。
「今日は食べ物あるからおいでよ」と。
ふと気が付くと、私の後ろをヒタヒタとくっついて歩いていたカラス君。気配がないので分からなかった。そして目が合うと、さっそくまとわりついてきた。
しゃがむと、膝の上に乗りそうな勢いで迫って来たり、飛んでいったかと思うと戻って来たり。私を追いかけ回したり、とおもうと膝の前で見つめ合ったり。お互いに嬉しくて興奮しすぎ。
とりあえず持ってきたおにぎりをあげた。すると、まあまあ。凄く食べにくそう。
おまんまが乾いたクチバシいっぱいにくっついてしまって、大変なことになった。どうぢゃって綺麗にするのか、ちょっと心配になった。そうか。。。おにぎりよりも、パンとかの方が食べやすいのか、と言うことが分った。
それでも頑張って食べているカラス君。かわいいなぁ。
今回は二回目。だから私もカラス君もまだまだ興奮していたので、次回はもうすこし落ち着いて、野生の法則にのっとって仲良くなろうと思います。
カラス君はどうやら私にちょっかい出したいようで、完全に弄ばれている感が満載です。でも、私のツバをつけたおにぎりをたべたから、もう私のことは忘れないよ。
(さらにつづく)
(photo: ©MikaRin)
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