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なぜ目標よりも恐怖を明確にするべきなのか 〜前編〜
どうも、Mikapikaです。
私は日頃、通勤中にPodcastでTED Talkのメッセージを聴くことを日課としているのですが、少し前に聴いたTED Talkが転職に対する考え方を纏めるのに役に立ったので、ここで紹介したいと思います。
そのTED Talk というのが、こちら。イギリスの作家であるティム・フェリスの「目標ではなく『恐怖』を明確にすべき理由」というもの。
目標設定の重要性については、色んなビジネス本に書いてありますが、「恐怖を明確にする」というコンセプトは非常に新鮮でした。
日本語字幕も付いているので是非ご覧ください。
こちらのnoteではTED Talkの内容を簡単に紹介していきます。
後編では、自分なりに転職に対する恐れと対処法ついて整理したのでご参考になれば幸いです。
①何故自分の恐怖を明確にするべきなのか
「自分が恐れているものこそ、本当はやるべきことである。」
多かれ少なかれ、生きている以上、誰しもが重大な決断をしなくては行けない場面に出会うかと思います。
重大な決断であればある程、人は恐怖を感じるものです。
自分が恐れていることに正面から向き合うことで、より冷静に、正しい決断をすることができるのです。
「恐怖の明確化」によって困難や恐怖そのものが無くなるわけではないですが、受け入れることがより容易くなるということです。
②恐怖と向き合う具体的な方法〜どうすればいいの?
それでは、ティム・フェリスがTED Talkの中で薦める、「恐怖の明確化」の作業について詳しく説明していきます。
非常にシンプルですが、ノートを用意して3ページに次のことを書き出します。
1ページ目 「もし〜したら?」
例えばあなたが転職をしたいと考えている場合、転職について恐れていること「もし転職に失敗したら?」、「もし給料が下がったら?」等、とにかく自分自身が恐れているものを「もし〜したら?」という形で出来る限り書き出していきます。
そして、恐れているものに対して、
・予防策(どうすればその事象を避けることができるか)
・回復策(実際起きたら時にどの様に対処するか)
を書いていきます。
2ページ目 試みや部分的な成功がもたらす利益は何か?
3ページ目 やらないことによる代償は?
「もしこの行動や決断を避けたなら、自分の人生はどうなるか」を6ヶ月後、1年後、3年後のスパンで詳細に考えていきます。
③まとめ
リスクが伴う決断に迫られた時、あなたはどの様に向き合うでしょうか?
この「恐怖の明確化」という作業は、非常に明快で実践的な方法だと思います。
プレゼンの最後に、ティム・フェリスが引用したセネカの言葉が印象的だったので紹介します。
"We suffer more often in imagination than in reality."
"我々は現実よりも想像の中でより苦しんでいる"
最後までお読み頂き有難うございました。
さて、後編ではティムの話を受けて、私なりに「転職に対する恐れと克服方法」を整理してみましたので是非お読み頂けたら嬉しいです。近日中公開します。
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