今日はボク✘の日
次男が「やってしまった…」と無言でこっちを見た。そしてその瞬間、長男が怒り狂う(酷い暴言を次男に浴びせる)
何が起こったかというと、長男の室内用ヘリコプター(ラジコン)のプロペラが外れてしまったのだ。
なぜ外れたかというと、ゴジラのソフビで遊んでいるときにヘリコプターを強く当ててしまったようである(長男談)
次男は、長男の大切にしているオモチャを壊してしまった罪悪感と悲しみで号泣。長男はそんな次男に怒り続ける。
次男が卓上カレンダーに✘をつける
「今日はボク✘の日…」
二人を引き離し、少しクールダウン。
次男は寝室の毛布にくるまりシクシク泣いていた。次男を抱っこしながらゆっくり話した。
●プロペラ取れて、ビックリしたね。長男の大切なものだから、悲しくなったね。
●長男君に対して、悪いことしたな…と思って泣いている次男君は、とっても優しいよ。
●優しい次男君のことが、お母さんは大好きだよ。
●長男君は、次男君と同じように自分の気持ちを話すのが苦手なんだ。だから、怒ったときに酷いこと言ってしまう。
●ボクも、今困ったときの伝え方、練習中だもんね。長男君も一緒だよ。
●ヘリコプターは機械だから、映画と同じようにゴジラにぶつけたらすぐ壊れてしまう。大切にしようね。
●今回、ぶつけたらプロペラが外れてしまうことが分かって良かったね。次からは優しくしようね。
長男に対しては
●大切なヘリコプターのプロペラ外れてビックリしたね。次男に対してすごくすごく腹立つ気持ちはめちゃめちゃ分かるよ。すごく分かる。
●次男君は、想像することが苦手なんだ。長男君なら「こうしたらこうなるだろう」と想像して見通しを立てられるけど、次男はそれが難しいってこと。その苦手さは次男の脳の性質なんだよ。
●物事の良し悪しがまだ分からない。これはしても良いこと、これは悪いことの区別が難しい。
●だから、【わざと】ではないんだ。わざと、ヘリコプターを本当に壊してやろうと思って壊したのではないんだよ。
●すごく腹が立つ、悲しい気持ちはよく分かるけど、これ以上、次男を責める言葉をたくさん投げるのはやめよう。怒ってもいいし、腹立つのもすごく分かるけど、だかると言ってひどいこと言っていいわけではない。次男がカレンダーに✘を書くなんて初めてだよ。悪いことしたなって、すごく泣いてたよ。
このとき二人へ気を付けたことは
❶お互いの気持ちに寄り添う
➋言葉にならない気持ちを言語化する
❸そして客観的事実を伝える
すると、二人ともかなりスムーズに切り替えができました
結局は、プロペラは簡単に外れるようにできていて、装着できて元通りでした✨
わざとじゃないけどやってしまう
ダメだと分かっているけどしてしまう
やってしまった後の次男の顔の悲しさ
これを見ると胸が締め付けられます
周りは分からず責めてしまいがちですが
今回のように気づけたときはとにかく丁寧に関わっていきたい
長男も次男も、少しずつ自分を
お互いを知っていこうね
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