【詩】膝との会話
あれ…膝がいたい…
思い当たる節がない膝をさすりながら
考える
やっぱり何も思い当たらない
不思議に思いながら
外を歩き始める
ん…?歩くときは痛くないのか…
そうして今度は小走りしてみる
やっぱり…全然痛くない…
痛みについて考える
痛みが私に教えてくれたもの
それはきっと、焦り、苦悩、刺激、疲れ
感情が動いたことを
膝が私に教えてくれたのだ
そして、少し休んで
前に前に進んでいくことを
躊躇させないために
歩くときの痛みは感じなかったのだ
続けることも
休むことも
新しい世界へ踏み出すことも
躊躇する自分も
全て前へと進んでいる
自分の膝に感謝して
今日も私らしく歩いていこう
優しくナデナデしながら
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