0歳8ヶ月の赤ちゃんとお泊まりキャンプに行ったレポ
赤ちゃん生まれた……しばらくキャンプ行けない……いやなんとかして一緒に行きたい………
そう思って、まずはデイキャンプに挑戦したのが昨年10月のことでした。
あれから4ヶ月……
お泊まりキャンプ、行ってきたよ!
キャンプ場選び
赤ちゃんのお泊まりキャンプデビューに冬!?正気か!?という声が聞こえてきそうですが、そこはもちろん電源付きサイトに行きました……!大人が凍えるのは勝手ですが、赤ちゃんを凍えさせるわけにはいきません。
ということで、
・電源付き!!!
・オートキャンプ(車横付けできる)
・家からまあまあ近い
・市街地もまあまあ近い
そんなキャンプ場を選びました。
(加えて「ファミリー向け」なキャンプ場を選ぶべきだと思いますが、そもそも電源付きの時点でほぼファミリー向けなのでね……)
キャンプサイトづくり
ファミキャンデビューを控えて夫婦揃って浮かれポンチになってしまい、憧れのツールームテントを買ってしまいましたとさ……
(いや、嘘のようなタイミングで元のテントが壊れたんだよ、本当に……)
冬キャン×ツールームと来たらこれはもう!ということで、これまた憧れのお座敷スタイルに挑戦したよ!
◯リビング(お座敷)部分
前室部分をリビング(お座敷)にしました。
上から順に
①ラグ②ホットカーペット(家にあった)
③銀マット④グランドシート
の4層にしました!せっかくなので座椅子も買ったよ!
ホットカーペットのおかげで底冷え知らず……!体感温度は温度計の表示より更に高かった気がします。案の定というかなんというか、もう快適すぎて外に出たくない。焚き火?なんだっけそれ?ずっとゴロゴロしていたかった……
赤ちゃんの話ですが、ホットカーペットの上で(それもうつぶせとかで)寝てしまうと、暖めすぎによるSIDS等も心配になってきます。が、この部屋で寝るわけではないので問題ないかなと思ってます。
もちろんこまめに服装やホットカーペットの出力は調節してたよ!
という感じで注意すべき点はあれど、お座敷なので赤ちゃんのお世話との親和性も抜群です。
自然を感じづらいという点だけはデメリットですが、赤ちゃん連れ×冬キャンでは導入しない理由がない……!と思いました。
◯寝室部分
インナーテント部分を寝室として使いました。
①電気毛布※②インフレータブルマット
③銀マット④グランドシート
の布陣にプラスして、最終兵器として
自宅のオイルヒーターを持っていきました。笑
安全性やお手軽さ、何より初期投資の少なさからオイルヒーターをチョイス!唯一のデメリットは電気代が高いところですが、自宅じゃないですからね……いわば定額電気使い放題ですから、使えば使うほど得に違いない(暴論)
で、オイルヒーターが有能すぎたので、一応持ってきた電気毛布は使いませんでした。前述のように赤ちゃんは暖めすぎも怖いですしね。
とはいえ、思った以上に気温が下がったときのために持っていったほうがいいかなと思っています。ホットカーペットよりは赤ちゃんにも安心して使えると思いますし。
そして赤ちゃんに安心繋がりで行くと、2022年買ってよかったものの記事でも挙げたインフレータブルマット!
ウレタンぽい素材+空気も充填して使うマットですが、不思議なことにめっちゃ寝心地いいのに何故か表面は固いんです……触ったことがない人にどうやって伝えたらいいかわからないけど、とにかくそうなんです………!
ということは赤子窒息リスクは低いはずなのに背中スイッチは比較的作動しにくいという……ありがとうインフレータブルマット……君は赤子の味方でもあったのだな…………
実際息子もちょいグズはしつつもマットで寝てくれました!
夫婦揃ってこのマット好きすぎて、ダブルサイズで3人寝れるかなと思ったけどシングル買い足してます。まあ狭いとこで赤ちゃんと添い寝怖いですしね。
離乳食問題
デイキャンプと旅行の時にはなかった新たな課題、離乳食……!
息子は現在朝と昼の2回食で、以下のようなスケジュールとしました。
1日目朝8:00 自宅
1日目昼13:30 市販のベビーフード(カップタイプ)
2日目朝8:00 大人のホットサンド材料でパンがゆ
2日目昼13:00 自宅……のつもりが撤収に手間取りSAでミルク飲ませて終了……
全部BFでいいじゃんと思ったのですが、せっかくなので息子にもキャンプ飯気分を味わっていただきたく、朝食はシェラカップ+シングルバーナーでパンがゆ(バナナとヨーグルト入り)を作りました!
直火にかけてそのままお皿にもできるからシェラカップ便利ですね。なんなら家で離乳食仕込みするのにも使える気がする、野菜ちょっとだけ茹でるとか。
夜泣き問題
赤ちゃんお泊まりキャンプ一番の壁はやはり夜泣きとどこを見ても言われており、我が家も心配していましたが、結論(まだ)そんなに夜泣きしません……
正確にはモゾモゾしはじめたのを放置すると泣きますが、すぐ抱っこすれば大丈夫です。そしてそのまま寝かせます。
ということで夜泣きに対する有効な対策が発見されたわけではありません……。始まったらどうしよ……(始まらないでくれ〜〜!)
あってよかったグッズ
◯モンベルの抱っこひも
キャンプ数日前に衝動買いしましたが、個人的MVP!有名商品なのであれですが、とってもコンパクトにたためる抱っこひもです。
設営の手伝い等で両手を空けたいタイミングはちょくちょく訪れますが、赤ちゃん連れの冬キャンはとにかく荷物が多く、積載もまあまあギリギリだったので、畳んでもゴツいメイン抱っこひもを持っていくのはしんどい……!
その点この抱っこひもは隙間にポイで終わり、むしろカバンにも入るという素晴らしさ、とても重宝しました……
デメリットと言えば腰すわり後からしか使えないことくらいですかね……抱っこひも自体の使い勝手もよく、もはや我が家のメイン抱っこひもの座を乗っ取りそうな勢いです。
◯ベビーモニター
自宅で使用しているものです。普段は息子が寝たあと、寝室の様子をモニターで見ながら大人はリビングで過ごしているのですが、ツールームテントだから同じことがキャンプでもできる!
また、夜は寒い&息子が泣きそうになったらすぐ駆けつけたいのでリビング部分にいましたが、夕寝の時間帯はモニターを見ながら外で焚き火を囲んで夫と一杯やれました!
普段からめちゃくちゃお世話になっていますが、キャンプでも活躍するアイテムでした……!ありがたや……
◯タブレット
子どもにYouTube見せるなんてありえない!と思ったことは全くないし、良さそうと思った動画はむしろ見せていたんですが、見せないと育児回らない!と思ったことはなく、キャンプ中に見せるつもりは特にありませんでした。
が、自我の目覚めつつある赤子に高速道路1時間以上はなかなか厳しかったご様子……!いつもは高速乗るとおとなしくなるんですが、今回はギャン泣き。
苦肉の策で、たまたま持ってきていたタブレットでいつも見ているYouTubeチャンネル(英語の童謡的なやつ)を見せてみると、すぐ落ち着いたどころかキャンプ場に着くまで食い入るように見ていました……。笑
車の中がつまんないからキャンプやだ!とは思われたくないし、ただでさえいつもと違うキャンプの環境の中にいつもと同じ動画があるというのは赤ちゃんの精神にもよさそうなので、これは今後積極的に活用していきたいと思います!
ということで車につけるタブレットホルダーをポチりました。着くまでずっとタブレット持ってて腕がプルプルしたよ……
◯ルーフバッグ
赤ちゃん連れ冬キャン、マジで荷物が多すぎて積載が無理になりかけました……。ということで、上に積みました。
本当はカゴみたいなやつとか箱みたいなやつの方が見た目もいいんだと思いますが、付け外しの手間やお値段を考えたらまあこれで良かったかなと思っています……!全部積めてよかった!
課題
ということでお泊まりキャンプも無事クリアしたのですが、デイキャンに比べたら課題もいっぱい見つかりました。今後に向けて1つずつクリアしていきたいです。記録として羅列しておきます!
・設営も撤収も時間かかりすぎ(両方2時間超……)!楽しかったけど、楽しんだというより「なんとかこなせた」感が強い……
・市街地に近い×テントにこもりがち=あんまり自然を感じられなかった……。赤ちゃん連れなんだから仕方ないけど!
でももうちょっと焚き火ゾーンで過ごしたいな〜。息子にももう少し自然を感じて刺激を受けてほしい……!
・夜間授乳(ミルク)の正解が見つけられず。特にライト問題。LEDランタンを点けたけど、一発で暖色×弱めにできる商品が手持ちの中にはなかった。一瞬めちゃ明るくなるから、起きるんじゃないかとビビってしまう。
・赤ちゃんの服装調節大変!でもやるしかない……しかし大人分も含めて服がテント内に溢れてしまったので、これは整理したい……
・息子を一時的に置いておく場所がなかった!
座敷に転がしても周りに荷物とかあるから心配だし、何かするにもずっと抱っこしてないといけなかった。デイキャンのときはアウトドアワゴンが使い勝手良かったけど、座敷には置けないし、もう寝返りして四つん這いになったりするから不安……
次はバウンサー持っていこう!
・普段は息子が寝たあとが夫婦の時間だけど、キャンプは消灯時間が早いので、夫婦の時間がほぼ取れない!これも家族で来てるんだからまあ当たり前だけど……もうちょっと早めに寝かしつけられるといいかな?
おわりに
ということで課題は多々ありますが、息子のお泊まりキャンプデビュー自体は成功と言っていいと思います!
課題として挙げた点は次回、すなわち今週末に向けて少しでも潰していけたらと……ええ、息子はデビューから2週連続キャンプをします………………
息子がより快適に、家族みんながより楽しくキャンプができるよう、今後も試行錯誤していきたいと思います!