食事の時の『緊張状態』と向き合ってみる②

①ではシチュエーション別に緊張するか、しないかを考えてみました。その結果、やはり食事ができるかできないかは安心感がキーポイントとなっていることが分かりました。
次にこの記事では、苦手な理由の深掘りと、認知の歪みがないか確認してみます。

苦手な理由を深掘り

苦手に思う理由をもっと深掘りしていくために、感じることを書き出します。

① ボリュームが苦手、食べきれない
② 食べ残しを見ている人(一緒に来た友人、周囲のお客さん、お店の方)に、変な目で見られるんじゃないか、嫌な思いをさせるんじゃないか、という不安感
③ 早く食べないと次のお客さんが待ってるという考えからの焦り
④ 緊張故に食べ物を口に入れた時に気持ち悪さが出てくる
⑤ ④の状態になった時に吐きそうになってしまう←これが一番怖い…

上記の苦手だと思う原因は、本当に起こり得ることなのか考える

④⑤については、緊張が原因ゆえになってるため、一旦おいておき、①〜③が実際に起こりうることなのか考えてみます。

① 確かに、幼い頃や高校生くらいまで、家族と食事に出かけることはあったが、食べ切れたことはあんまりなかった気がする。
あとは、家で食べるときもいっぱいは食べられない。
明らかに他の方と比べて少食ではあるため、食べきれないことくらいおかしなことではない。

② 家族と外食してた頃、食べきれなかったこともあるが、その分は親が食べてくれたり「残しても大丈夫だよ」と声をかけてくれたりした。そのおかげか、食べ残しに対して恐怖感、不安感はなかった。
食べ残しに対して「少食だね。」と言われることは多々あるが、「絶対食べなきゃダメだよ」と言われたことはない。「少食」というワードは、普通にただの感想を述べてるだけで、悪意がないことは分かる。
あとは私とご飯に行くことで不快感を感じたことがあるならば、そもそも誘ってくれたりしないと思う。一緒にご飯に行く機会がある、というのは嫌われていない証拠なのでは。

③ 食事時間が15分だろうが、1時間だろうが、「早く出てください。」と言われたことはない。

認知の歪み

①〜③を深掘りしてみて、自分の食事に対する認知が歪んでいることはよく分かりました。
「そんなに緊張する必要はない」
「慣れれば大丈夫」
「外食に行って嫌な思いをしたことはない」
分かってはいるけれど、いざ食事の場面になるとどうしても緊張してしまうのです。

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