長男が新たなステップへ!?

小5長男「今は教育におけるインターネット対応も整ってきているし、学校以外の選択もしていいかなって思ってるんだ。」

中学に向けての最後の1年、どう過ごすかは長男に任せよう。

そのためには自分で考え、言葉にして、納得することなんじゃないかと思った私。

今日、その言葉を長男から聞けました。


私の行動スイッチを入れたのは…

長男が学校に行かない選択をしたのは小4の5月。

長男の我慢の限界がきたのと、私が長男の考えを理解して受け入れられた時期だったと思います。


ゆっくりしたらいいよ、と様子を見ていました。

眠れない不安にはお薬の力も借りました。

もともとゆっくり、じっくり、慎重なタイプなんです。

親や保育園、学校のスピードに合わせ過ぎたかもしれません。

もっと自分のペースでやったらいいのかもしれないなって思いました。


でもきっと、今までやってきたことをゼロにしたら、それをイチまで持っていくのはものすごーーく大変になるだろうとも思いました。

だからイチだけは残そう…それがデイでした。

理解してくれる先生がいるし、高校までフォローしてもらえるから、この場所は大切にしたい。

家から歩いて2分だし、自分で行けるから。


それから、長男のことを理解してくれる大人を増やしたいと思って、スクールカウンセリングに通い始めました。

学校に来ているカウンセラーさんが役所でもやっているというので、学校に恐怖心の強かった長男は役所の方がいいと思ってこちらに。

その考えは大当たりで、良き理解者になってくれています。


良き理解者といえば、療育センターの主治医もそう。

合うお薬選びで親身になってくださって。

この主治医の子どもへの接し方はホントにスゴイと思っています。

さすがだ!と思う。

親子で心の支えです。

投げかけてくれる言葉もそうだけれど、雰囲気というか、先生のあり方そのものにオーラがあるというか。


そんな中で親のエゴでもあったのだけど、週1時間でも学校に行ってみようという試みを少しずつスタートしました。

私も一緒に通って、嫌な思い出とか先生とのコミュニケーションの仕方とか、少しでもプラスに変えられたらいいな、とか、前向きな気持ちが持てたらいいな、とかそんな感じで。


1年、親子で頑張りました。

いろいろ勉強にもなりました。

その時間は無駄じゃなかったと思ってます。


でもね、もう1年これをやって何になるのかな?

中学に向けて前向きな1年を過ごせるのかな?

そんな疑問が頭をかすめていました。


そんなときに長男がスクールカウンセリングの中で話してくれたことがキッカケになり、私の中で行動のスイッチが入りました。

そのときの記事がコチラです↓


特別支援コーディネーターの先生と面談

やりとりがかみ合わないという相手に直接言うのはハードルが高いし、うまくいかないだろうし。

ということで、特別支援コーディネーターの先生と面談することにしました。

結果がどう転ぼうといいと思ってました。

いちばん大事なのは、長男の口から長男の言葉で話すこと。

それを受けとめてもらう経験が必要だと思ってました。


特別支援コーディネーターの先生は話し上手で聞き上手。

プリントをベースに話題をつくってくれていて、長男がよく話せていました。

話しやすい環境設定って大事ですよね。

特に長男は何にもないよりも、テーマや具体的な内容がわかりやすく明示されていた方が話しやすいと思います。

さらに筆記もできるとなおいい。

話さなくても文字で書けばいいのは、とてもハードルが低いんじゃないかと思います。


長男は担任と話のやりとりができないこと、質問してもスルーされてしまうことを話しました。

よく理解してくれて、担任の先生に角が立たないように伝える形を相談して決めてくれました。

話ができて良かったし、心強かったなぁと思います。

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担任の先生と

ところがそんなやりとりも伝わってほしいカタチで担任には伝わりませんでした。

なんとなくわかります。

この先生なりに長男への想いもあるし、勉強を教えてあげたいという気持ちもあるし、力になりたいと思ってくれているのはわかるんです。

個別の教室で、生徒には会わないように時間を設定してくれて、という配慮はとてもありがたかったと長男も言っていて。

でも何度もドクターストップがかかっているので週1時間以上は難しいんですと主張していても、出席日数の話になったり、回数を増やそうという言葉が出てきてしまう。

医療と教育の感覚の違いでしょうか。

時間を増やすよりも、この週1時間を大切に考えてもらえたらありがたいのに。

なかなかその気持ちは伝わりませんでした。


私が連絡帳に書いても、電話で話しても、一緒に考えてくれるというよりは、担任としてはこうしたい、から変わりませんでした。

先生のお気持ちもわかる、私には伝わってきてます。

でもそれと長男の気持ちや想いの折り合い地点を一緒に考えて欲しかったんです。


長男も学校に来たらやりたいことはかなり勇気を出して話してました。

だけど、時間がないからと叶えてもらえませんでした。

そこを大切にして欲しかったのにな。


まぁ、そういうのはなかなか難しいですよね。

人間ですし。

いろんな人がいますし。

またベテランの先生だからこそ、多様性が認められるようになってきた今の時代の感覚になかなかシフトできないのもわかります。

でも昔ながらの押し付けるような教育、一方通行の教育、それに合わせられるようだったら長男は学校に行かない選択はしてないんですよね。

これからの時代は合わせる時代ではなくて、自分で選択して考える時代です。

だから親も悩んでるんです。

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再びスクールカウンセリングへ

今日はスクールカウンセリングの日でした。

コーディネーターの先生と話して、担任の反応を見て、こうだったという話と、今の気持ちを長男が話しました。

なかなか方向修正が難しかったことと、直接言うしかないのかもしれないけれど、言ってもダメかもしれないという気持ち。

そして、そこで心折れるくらいなら、新しい選択もありじゃないかという気持ち。

それが冒頭の言葉でした。


その後、スクールカウンセリングのカウンセラーさんからは、前向きな言葉と長男への肯定の言葉をたくさんかけてもらえました。

そんな姿から、私も元気と勇気をもらえました。

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親として

以前からネットスクールは検討していたんです。

でも最後の砦かな、と。


中学もN中のネットコースと決めてました。

でもその安心感を胸に、いろいろ見学に行って選択肢を広げるのもいいな、と思ってます。


だけどこれからの1年、前向きなパワーがもらえないところに固執して、わざわざ残念な気持ちになる必要はないような気がします。

家で自分のペースで勉強に向き合い、好きなこともやり、前向きな気持ちでいられることって大事じゃないかな。

心のベースが安定している状態で、人とのいいやりとりを積み重ねることも大事。

理解してもらえる環境で自分に自信をつけながら、学びを深めていく。


地道にコツコツやっていくことは、いつか花開くと思う。

表面的にそれなりにやっていく人生もあれば、こうして地道に自分のできることをコツコツやる人生もあっていい。

そんな想いで長男の選択を肯定し、親としてサポートできることはサポートし、いつか自分から社会での居場所を見つけてほしいなと思っています。


いろんな生き方があっていいからね。

自分を信じ、考え、選択する力を大切に生きていってほしいな。

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