子どもが学校で学べる環境を!学校との連携

小学3年生次男のクラスの見学と特別支援コーディネーターの先生との面談、無事に終わってスッキリとモヤモヤの間を行き来しています。

親なら誰でもモヤモヤするよねー、難しいよね、学校との付き合い方!!

いい加減、あんたも子育ての軸を持ちなさいよーってお告げかな。

この記事の最後は、スッキリして未来に希望が持てるような結論にしたいと思います!(結局ここが記事を書く意味だと思ってる)

その中で学校や先生批判ではなくて(そう聞こえたらごめんなさい)親としての関わり方のバランスを考えたいと思ってます。


小学3年生の次男の現状

昨日は空き時間にサクッとつぶやいてしまって、ちょっぴり後悔↓

まとまってないうちに話すことではなかったね。

連続投稿30日の記録がなくなると思って焦って投稿してしまった・・・という裏の理由もあったりするのだけど(笑)


我が家の次男はASD(受動型アスペルガータイプ)とADHDで、現在普通級在籍。

一応流れには乗れるし、お友だちとも仲良くできているから入学前の就学相談で相談した上で普通級選択。

とりあえず学校に行ければ良し、と様子を見ながら3年目。

見ればいろいろと問題は山ほどだったけれど、担任と相談しながら何とかやってきていて。

去年、長男が学校を行かない選択をしてからガクッと崩れ。

そりゃ何でも一緒にやってきて、何でも兄の背中を見て育ってきた次男、目標を見失う?な感じだったと思う。

そこからなんとか浮上し、自分らしく学校に行けるようになってきた今年1年。

夏は大好きなトカゲに救われ、お友だちにも恵まれ。

途中、学校に行きたくない気持ちの表出で家で包丁を持ち出したことをキッカケに、学校から教育相談を受けることを持ちかけられた。

素直に言わなきゃよかった話かもしれないけれど、次男が学校に行きたくない気持ちを素直に表せずに、自分に包丁を向けたことは事実。

本人はそれがどういう重みを持っていることか、わからないと思う。

でも必死だったんだと思う。

それに対しての学校の措置には親として向き合う必要があるかと思って、教育相談を受けた。

4年に向けて、学習の抽象化も進む中でつらくなってしまうかもしれない、という話で、ここでしっかりと向き合ってあげることが大事と個別級判定を頂いた。

それを受けて学校も面談の機会をつくってくれた。

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学校での面談

担任の先生、特別支援コーディネーターの先生、個別級の先生と私の4人で面談した。

担任の先生は次男のいいところをたくさん挙げた上で、自己肯定感の低さが目立つので本人に合った環境で学ぶ方がいいと思う、と言った。

コーディネーターの先生は、静かな環境など環境を整えれば学ぶ力も考える力も持っているから、次男に合った環境を考えましょうと言った。

個別級の先生は、ゆったりタイムもあるからしんどくなっても大丈夫という居場所があると安心できる、と言った。


どの先生も言っていることは理解できた。

でも次男に合った環境が個別級にはないとわかっていた。

というのは、長男が個別級にいて、先生方の長男の理解が難しかったことと本人に合った支援を一緒に考えてもらえるかたちではなかったことで、長男は学校に不信感を持ち、登校できなくなった経緯があったから。

そのとき、私もわかってもらえるように働きかけたつもりだったけれど、まだまだ足りなかったのかもしれない。

私だって長男の支援方法については悩んでいたから、その話を出したときに一緒に考えてもらえたらありがたかったのだけど、先生には先生の方針があるようだったし、私の考えは受け入れてもらえない感じがした。

そこで手詰まりを感じて、私なりに家でフォローしていけばいいと思った。

その結果は結局、長男は家にいるようになったし、学校不信だけが残ってしまった感じ。

今なら言える、スクールカウンセリングの先生とか上手く使って、どうやって働きかけて行けたらいいのか、長男の心をどうやって守ったらいいのか、相談したらよかったんだ。

次男では二の舞を踏まないようにしたい・・・。

個別級、次男には合うかもしれないけれど、個別級の先生とやりとりする自信も一緒に考えていける安心感も今はない。

いい機会だから納得いく方向が見出せるまで、話をしてみたらいいかもしれないと思った。


面談は個別級がいいと思っている先生方と、現状のコーディネーターの先生の週1時間のフォローで十分と思っている私とでは話は平行線だった。

そこで、学校の授業を見に来ませんかと誘われ、行ってきたのが昨日だ。

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私の見解

正直、次男だけでなく全体がワサワサしていて影響を受けやすい次男はその影響を受けてしまっているように思えた。

枠にハマらないから個別級、枠にハメようにも言い聞かせたら肯定感を下げてしまうから個別級、なんかよくわからないけどそう言われているように思えた。

次男は枠をしっかり可視化して、一つ一つ着実に取り組ませていく方がいいタイプな気がするけど・・・それはスクールカウンセラーの先生も同意見だった。

個別級の切符はある、という安心感の下で色々と試してみたり、4年生になってから担任の先生に相談する中で考えてもいい話な気がした。

勉強の抽象化に関しては、家で勉強に取り組める時間をやっと作れてきたところだから、しっかりとフォローしていく必要があると思った。

今は早急に動かないで、一つ一つつぶしてもいい気がした。

そこからでも遅くないんじゃないかな。

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信頼関係を築く大切さ

私は仕事では「リハビリの先生」的な立場にある。

目の前の方の身体機能を評価して、必要な運動などのリハビリを提供する。

評価をしたときはあくまで身体機能の状態であり(足首が固い、太ももや腹筋が弱くなっているなど)、例えば足首の関節の柔軟性を上げて、筋力UPを図れば目標である「一人で立ち上がれる」が可能になるかもしれない、というところまでが最初の評価だ。

本人に理解力があればその旨を話して、練習の目的と内容を共有し、日々の練習のサポート役に回る。

思ったように成果が上がってこない場合はもう一度評価し直し、別のアプローチを試みる。

バランス評価をしてバランス感覚にもアプローチした方がいいかもしれない、となるかもしれない。

それをやっぱりご本人に伝えて一緒に頑張っていく、それを私は大切にしている。


私は長男の時、個別級の先生にそういう対応を期待していたのかもしれない。

リードしてよ、評価してアプローチを考えてよって。


でも実際にそういうことはなくて。

私が療育から言われてきたことを「こうしてください」と教育のプロに頼むのも言い方や伝え方が難しかったし、何よりクラスの状況も把握できなかった。

そこは私、仕事を言い訳にしてたと思う。

職場の理解が得られず、障害児の親が働けないのはおかしい、という気持ちと戦っている最中だったから。

逆の立場で考えたら、その気持ちもわかるわけ。

仕事をしている以上やるべき仕事には責任を持つべきだし、ましてや担当を持っている立場で担当している相手に迷惑をかけるわけにもいかないもの。

じゃあ働いたらダメなの?

親のやり続けたいことは尊重されないの?

でも子どもに支援が必要な状況なのは確かだ。

その間で、私はいつも悔しい気持ちばかりあふれていた。

だからかな、現状をしっかりと受け止められてなかったんだよね。


ちょっとよくない刺激が入ると鬱っぽくはなるけれど、だいぶ気持ちを持ち直してきたよ、私!

しっかりと自分にも子どもにも向き合おう!

学校のことは学校任せにしすぎず、連絡を取り合って、子どもにとって学びやすいカタチを探していこう。

発達障害についての支援の仕方はまだまだ浸透していないにも関わらず、健診や療育センターなどで支援が必要と判断される子どもたちは年々増えている。

昔なら親がキツく言い聞かせて学校に行く前までに教育を受ける姿勢が整っていた子どもたちも、今は子どもの意思の尊重もあってその姿勢にはかなりバラツキがあると思う。

先生の力量に左右される部分が増えてきているんだと思う。

それだけでも大変なのに、個別に子どものフォローとか、ホントすごいと思う。

強く子どもに言うとクレームやトラブル、不登校につながったりするから強く言えない、みたいな現状もあると思う。

その子の個性のよる部分も大きいよね。

我が家はちょっと子どもの意思を尊重しすぎた傾向があるから(締めるところが曖昧になってしまった)ホント、申し訳ないと思う。

子どもに言うことを聞いてもらうって大変で。

信頼関係が大事だって私は仕事で痛感していたから、それを大切にしていたんだけど、子どもと関係を築くって思っていたよりも大変だった。

距離感とか、怒らないで睨みを効かせるとか、効率よく「見ているよ」を感じてもらえる接し方とか。

社会性を育てつつも安心感を感じられる子育て、なかなかね。


結局、学校とも同じように信頼関係を築いていく必要があるんだよね。

いやーー、難しい。

難しく考えすぎているかもしれないけれど、私にはハードルが高いよ。

謙虚でフラットな視点で話を聞き、自分の考えを伝えて、子どもの言葉を伝えて、一緒に考えていく姿勢。


長男は学校不信が強くなってしまっていることだし、ここから次男のことを話し合っていく過程で長男にも一緒に考えてもらったり、私の考えを聞いてもらったりして、巻き込んでいって、一緒にその不信感を弱められたらいいなぁ・・・何つって!

すぐ短絡的にいい方に考えちゃうクセがあって・・・。

でも希望は持ちたい。

我が家は長男も次男もそんな状況にあるんだもの、学校との関わりは大事だし、知的な遅れを伴う三男の入学が控えてる!

今しかないよね。

子どもへの支援を通して、学校との関係も大切にしよう!

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スモールステップ

ここからは私の問題。

方向性はなんとなくついた。

子どもとの信頼関係と社会性に学校との関係づくり。

理想のイメージは湧いたけど、コントロールできるのは自分の行動だけ。

良い結果のイメージでただ動くよりも、自分がどう行動したらそんな未来に近づけそうかという視点で考えるのが大事じゃないかと思った。

今まではただ理想にガムシャラに突き進んでいくだけだったけれど、学校や子どもが絡んでくると自分ではコントロールできない要因が大きすぎる。

良い結果のために動いてしまうと、自分ではどうしようもなかった部分まで自分を責める結果になりはしないか。


とにかく今の私は人とのコミュニケーションに不安を抱えていて(できていないというよりもやってしまった結果にグジグジ悩んでしまう)、子育てには自信を無くしているという状況があって、キャパが狭い。

すぐ落ち込むし、振り回されがちだ。

そんな中で自分にできること、他の人に頼めること、相手を信じて見守るしかないことに分けて考え、自分の負担を減らすことも大事だと思ってる。


そこで、一つ自分にできること。

自分で判断をしない。

判断には責任が伴う。

自分でやったことに自信が持てない状況なのに、判断するのは危険な気がする。

自信がないのに意見を言って、ホントは意見が欲しかったのにもらえなかった経験は多々ある。

自分の中で「意見は言うべき」的な強い思い込みがあるのかもしれない。

親の意見が求められる時は多々あるけれど、「こうは考えているけれど、悩んでいる」くらいの弱いニュアンスにしておいて、周りに意見を出してもらう作戦もありなんじゃないかな。

いろいろ聞いているうちにそれいいかも!と思えたら、そのタイミングで動いてもいいと思う。

つい体裁ばかり気にして強い口調で「次男は・・・」と話しすぎていたかもしれない。


子どもとの会話では、「ママはこう考えているんだよね。〇〇はどう考えてる?」の順番にすれば、私が影響を受けすぎずに済む。

実は私、自分の考えを強く持っている子どもたちに圧倒されまくっていて。

それを聞いた後で「ママはこう考えるよ」と言うとなんだか否定してしまうようでできなかったし、何よりその主張がその子らしさかと思うとそもそも私の考えがちっぽけなもののように思えてしまうことも多くて。

ママは言えばなんでもわかってくれる、といえば悪くはなさそうだけれど、「ママに言えばなんでも主張が通る」というのは私が苦しくなる一方でおかしな話。

そのバランスは、意見を出す順番で少しコントロールできそうだ。


なんかそういう些細な部分のバランスが私はうまくなくて、自分を追い込むクセがある。

自分ができていないから状況が悪い、なんて思うほど自分の影響力はないと思うのに、なぜか私ができていないからという思考にハマる。

結果、余計に意見を言おうとしたり、しっかりと受け止めなければと過剰な容認に繋がったりする。

冒頭でポロッと言葉にしたように、私ペースでの育児の進め方、次の小さなステップを考えていく方が良さそうな気がする。

育児の結果なんてすぐに出ない。

というか育児に結果なんかあるのかな。

親は自分のできる範囲で子どもに伝えていく、背中を見せていくしかないし、全てを網羅するなんて無理だ。

ワーキングマザーなら尚更、限られた時間の中で自分の時間と仕事、育児をしていくしかなくて、その時々で大切だと思うことを一つ一つつぶしていくしかない。

何でもちゃんとやろうとする気持ちは手放して、今、大切だと思った小さなことを一つ一つ考えて行動して積み重ねていく。

今私が子どもたちに大切だ、と感じていることでいいじゃない。

どこかの本に書いてあるようなことじゃなくていいじゃない。

今目の前の子どもを見ていて、いちばん大切だ、と思ったことが少し前までは信頼関係で、今は社会性や勉強の習慣で、それでいいと思う。

ステップ踏んでるよね、ちゃんと。

それが普通の親子のスピードやタイミングとズレていても気にしない。

大切だと思っていることは大切にしよう!


なんて結局うまくまとまらなかったな。

いや、この手の話はまとまらないよね、うん。

むしろスッキリまとめると、そんな簡単じゃないし!とか思っちゃうし。

こうやってグチグチいろいろ考えながら、自分と家族のために時間を使えることのありがたさと幸せ感、それにも感謝!!


親だっていっぱい悩んで成長するんだもんね。

悩むと底なし沼のようだけど、自分を追い詰めずにバランスとっていこうね!!





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