モードチェンジを意識してみる
ああ、こもりたい。
仕事に子どもの学校関係に…今日だって着飾って幼稚園の修了式に出てきた。
イレギュラーに不安があって拒否がちな三男をどう動かすか朝から考えていたから、終わった今は脳みそがお疲れモード。
最近では常に無理やり社交モードの私を採用している。
そろそろ自閉モードの私がしびれを切らしてる。
自分にあるいろんな性質
私はこんな人、という感じで一貫性のある方もいると思う。
夫はそんな感じ。
自分らしいスタンスは?と聞くと
夫「マイペース。必要なことは見極めて動く。」
と言う。
その通り、どんなときでも自分の選択を信じて行動していると思う。
私は一貫性がない。
環境の変化でその場に合っていそうな自分が選び抜かれて出てくる。
母親として面談や式、懇談会などに出るときは社交モード。
仕事では社交&研究者モード。
そうなると、家にいるときはどうしてもバランスを取るために自閉モードでいたくなる。
でも子どもの前では母親の愛があふれる包容モードでいなくちゃいけないような気がしていて、そのモードに切り替えていることが多い。
こうして書いてるとちょっと偏りすぎているかな。
ホントはもっともっといろんな自分がいて、適度にいろんなモードを放出できると安定する。
私の場合、距離感の近くない居場所がいくつかあって、いろんな自分をいろんな場所で少しずつ発散できるのがいいんだと思う。
職場選びもそうかもしれない。
大きな組織で、いろんな部門ごとに動いているようなところが好き。
そういうところはほとんどが正社員で雇用されているから、子育て中で子どもたちにそれぞれ支援が必要な現状ではなかなか選択できないのが残念なところ。
自分から世界を広げてもいい気がする…と思うのだけど、なかなか時間がないのと、お金も限りがあるのと…学校関係の役員も仕事との両立が不安でなかなか立候補できずにいる。
でも確実に言えるのは、距離感の近くない人たちの集まりがそこそこある状況はとても心地いい気がする。
話をしなくても同じ場所にいる人、くらいが心地いい。
今までは気を遣って話しかけたり、まとめ役がいなかったら買って出たりしてたのだけど。
幼稚園の修了式
三男がみんなと同じように入場してきて感激した。
座り続けるために、三男の横には本が用意されてる。
みんなと同じようにはできないけど、無理のない範囲で参加を促し、みんなと同じ空間に安心していられること、ありがたい環境だと思う。
私はいつも席が並んでいるような式や講演会に行くと前の席に座るのが好きだった。
よく見えるし、子どもや講師の方の表情も確認できるし、空気感も伝わってくるし、目の前に集中できる。
でも今日はゆっくりだったからか、席がもうなかった。
後ろで立つことにする。
隣で同じように立っているママと
「席がもうないんですねー。」
「満3歳児さんもいるから人数が多いのかもしれないですね。」
「なるほど。じゃあこうして立つしかないですね。」
「ですね。でも密ですよね。」
「ですよねー。」
そんな話をした。
お互いに自己紹介したり、小話をしたり。
式が始まって、ちゃんとした流れで式が進行し、子どもたちのいろんな姿を見ていて、ザワザワしてた。
私はこういう自分が参加者ではなくて、見ているだけの人になるのがとっても苦手。
そして、いつもとは違う後ろにいる。
たちまち自分の注意散漫さが目立ち始めた。
お母さん方の洋服や髪型を見たりして、そうか、そんな感じにまとめたらカッコいいのかーと納得したりする。
他にもいろいろ気になり始める。
先生になると大変だなぁ、こういうセリフ覚えないといけないんだ、私はできないなぁ。
形式だった式の中でも、温かさを感じるような雰囲気。
私はこの感覚、好きだ。
上の子の通った保育園はいろんな取り組みがあったけれど、こんな温かみは感じなかったな。
やることがないとヒマなんだな、私。
インナーユニットとお尻の筋肉をギュッと収縮させて、筋トレモード。
他の人はこの式の間、どんなことを考えたり時間をやり過ごしたりしてるんだろう。
体が動いたり、その場にいられなくなることはないけれど、常に頭の中は多動な私。
不器用な自分を認める
1時間がとても長く感じられた。
周りの子の発達の早さを目の前にして、子どもってすごいな、とも思った。
発達が凸凹だったり、遅かったりする我が子の発達を私が促してやらないと!とどこかプレッシャーになっていた私に気づいた。
そんな神さまみたいなこと。
もちろん促す方法はあるし、上手な人はそのノウハウを知らなくても感覚的にできるんだろうな。
でもどんなに一生懸命に取り組んでも、自分の成長や発達は子どもが決めていたり、タイミングがあったりする。
私は不器用なママに戻ろう。
三男との帰り道
今日は三男に1番幼稚園、2番はジュースだよ、と伝えていた。
登園途中、不安が強まって帰ろうとした三男を励まし、ぶどうのジュース買おうね、と元気付けた。
三男は頑張った。
少し笑顔もあったらしい。
成長したなって思った。
いい環境で1年、過ごせたんだね。
帰り道、お金を持って自動販売機でジュースを買った。
おうちに帰ったら、1番シュッシュ←消毒と手洗い、2番ジュースねといつものように伝える。
いつもと同じだから、ジュースもおうちまで我慢できる。
いつもと同じを大切にできるから、イレギュラーも対応しやすくなる。
自閉モード発動!!
帰ってきたら自閉モード発動!!
三男もおんなじ感じ。
自分の好きなことに没頭してる。
長男と次男は2人でヒューマンフォールフラットで遊んでる。
ああ、いい感じ、この昼下がり。
不器用ママは最近ちょっと頑張りすぎたよ。
休む、休むよ。
しばらく反応できないよ。
用があったらノックしてね。
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