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【京のブログ】(1)〜ブログはじめます〜「急に手のひらを返す人」

 小説などを書くためにnoteさんを始めたのですが、書いているうちに、小説関連のブログだけではなく、普段なんとなく思ったことを思ったときに書きたくなりました。

 ここに書くことはあくまで私の主観であり、50年余りの人生の中で、たどり着いた考えや思うことになると思います。

 おこがましいかもしれませんが、このブログを読んでくださった方々の、何かしらの気づく機会となり、また一助となればとても嬉しく思います。

 ということで、小説関連以外のものはこちらで書くことにしますので、お時間のある方はお付き合いいただけると幸いです。


 今日は「急に手のひらを返す人」について、私が思うことを書きたいと思います。

 以前、上司が3年おきくらいに異動になる職場にいました。全員男性上司でしたが、嫉妬心からか、ある若い20代の女性社員に、あることないこと上司に嘘の告げ口をされ、その上司に嫌がらせをされたことがありました。

 上司は異動するので、その若い女性社員の虚言癖には気づかず、鵜呑みにしてしまったのだと思います。

 その若い女性社員は、承認欲求が異常に強い女性だったので、自分が一番じゃなくなりそうで、怖かったんだと思います。

 新しい上司が来るたびに、他人を蹴落として自分は仕事が出来るアピールをしていました。

 特にその若い女性社員は上司のような、上の立場の人に取り入るのが上手でした。

 そういう女性ですから、私以外の社員にも同じようなことをしており、同僚からは全く相手にされてませんでした。

 嫌がらせをしてきた上司は、最初はとても評価してくれていたと思います。しかし、ある日を境に、急に態度を一変させたのです。

 私はすぐにその若い女性社員が原因だと気が付きました。しかし、上司でしたのでその上司が転勤するまで、何も言わず距離を置きました。
 
 その上司はその若い女性と同じような嫌がらせをしてきました。つまり同類だったのです。

 私と同じ仕事をしている社員たちに、私の悪口や陰口を言ったり、40代のおじさんが子供みたいな嫌がらせをしてきました。

 でも、私の普段の仕事ぶりを知っている同僚たちは、上司の言うことは相手にせず、いつも通り接してくれていました。

 私はその時思っていました。
 「どうして見抜くことが出来ないのか」と。

 優秀な人であれば、すぐに若い女性社員の嘘に気がつくはずだからです。

 それに、片方の意見だけを鵜呑みにせず、まずは両方の意見や態度を見て判断すべきであり、それが上司としての務めだと思います。

 つまりは〝上司の思考の質自体が低い〟ということだと思うのです。

 私はこういう時は「距離を置く」という対処をしています。

 もちろん仕事ですので、必要最低限の報告や連絡はキチンと行いますが、それ以外のことについては、極力関わらないようにしました。

 なぜなら、そもそも〝人を見抜く能力自体がない人に、何を言っても理解が出来ない〟と思うからです。

 決して、自分が上だと言っているわけではありません。住んでいる世界がそもそも違うのです。

 ですから「急に手のひらを返す人」に出会った時は、特に相手がそれまで信頼できる人物だと思っていたのであればなおさら、反撃せずにそっと距離を置きましょう。

 なぜなら、そういう人のほとんどが、正論で反撃すると〝腹いせ〟に、嫌がらせをエスカレートさせるからです。

 私は、相手がそういう「急に手のひらを返す人」であることを「自分が、見抜く事ができなかったのだ」と反省し、「もうこの人とは関わらないで、自分を高められる人と付きあおう、勉強させてもらった」と心の中で思い、その相手とのことは手放します。

 人の時間は有限です。

 くだらない嘘の告げ口や嫌がらせをしてくるような人たちに、自分の大切な時間を費やすのはもったいないですよ。

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