【初心者向け】「焼酎って何頼めばいいの?」が無くなる、居酒屋で迷わない超簡単な焼酎の選び方
焼酎が大好きです。
大学生のころまではもっぱら、サワーや果実酒ばかりだった私。
大学4年生でやっとハイボールが飲めるようになり、日本酒とワインは悪酔いすることを覚えた私。
新卒で九州料理を扱う居酒屋に勤務することになったばかりに、焼酎を覚えなければならなくなったのですが、勉強するうちに楽しくなってきて、今や焼酎がいちばん好きです。
でも、飲み会で焼酎を頼むと「え?かっこいい」「渋いね、すごっ」と言われるんです。やっぱり焼酎ってそういうイメージなようで。
そして、居酒屋に行っていざ「今日は焼酎を頼むぞ!」と決断しても「何を頼めばいいのかわからない」と足踏みして、結局レモンサワーにしちゃう……なんて人、いるんじゃないですかね。
そんな「焼酎に一歩足を踏み入れてみたい!」焼酎初心者のあなたに、これで居酒屋で迷わない焼酎の選び方をお送りします。
きょうは、いつもと違ったお酒を選んでみませんか?
焼酎の基本原則。とりあえず3つだけ覚えて!
焼酎は、ウイスキーやブランデーと同じく、水や炭酸、お湯で割って飲むお酒です。度数はだいたい25度。
焼酎は原料や麹によって味や香りが異なります。たくさんあるのですが、代表的な原料は、芋・麦・米の3つです。とりあえずこれだけ覚えてください。
原料を覚えたら、普段あなたが飲んでいるお酒を思い浮かべましょう。ビール?ハイボール?サワー?日本酒?
それらのお酒の原料はなんでしょうか?
焼酎は、普段飲んでいるお酒の原料と同じ原料のものを選べばだいたい外れないといわれています。
【麦焼酎】ビールやハイボール好きならこれ
ビールやウイスキーといった、麦を原料に作られるお酒が好きなあなたは、香ばしい香りが楽しめる麦焼酎がおすすめ。
芋焼酎独特の甘い匂いが苦手……という人にも飲みやすいです。ソーダで割るとハイボールのようにスッキリ飲めます。
私のおすすめは水割り。麦焼酎は芋焼酎よりも匂いがやさしく、味も柔らかいので、炭酸だと麦の味が飛んでしまうんですよね。
麦焼酎のおすすめ
【中々】
販売店舗が多い、かつおいしい麦焼酎の中々。悩んだらこれ。間違いない。
【青鹿毛】
私が大好きな麦焼酎、青鹿毛(あおかげ)。麦焼酎の中でいちばん麦の香りが強いと思います。麦焼酎に慣れてきたらぜひ試してほしい!
【米焼酎】日本酒が好きならこれ
日本酒が好きなあなたは、同じく米が原料の米焼酎がおすすめ。割って飲む分、「日本酒の度数控えめバージョン」のような味が楽しめます。
どの割り方でもおいしいですが、私はこれもよく水割りで飲みます。
熱燗が好きな方はお湯割りでもいいかもしれません。
米焼酎のおすすめ
【鳥飼】
これを見つけたら必ず頼んじゃうほど好きな米焼酎、鳥飼。水で割ると米の甘い味が広がります。日本酒は苦手ですがこれは好き。
【よろしく千萬あるべし】
よろしく千萬あるべしは、日本酒で有名な八海山を醸造する八海醸造が販売する米焼酎。
【芋焼酎】甘い香りをスッキリ楽しむならソーダ割り
せっかくなら焼酎っぽい芋の甘い香りを楽しんでみたい!という人は、まずは芋焼酎をソーダ割りで注文するのがおすすめ。芋独特のクセが炭酸でスッキリ切れます。
ここでは芋焼酎の中でもフルーティーで飲みやすいものを紹介します。
芋焼酎のおすすめ
【富乃宝山】
柑橘のような爽やかな味が特徴です。ぜひソーダ割りですっきりと!
【海】
芋焼酎初心者にはまずこれ!こちらも爽やかでフルーティな味わいが特徴です。
【ちょい足しでサワー気分】もし失敗したらレモンや梅干しを足して
ここまで焼酎を紹介してきましたが、「やっぱり口に合わなかった」と思うこともあるかもしれません。
とはいえ、せっかく頼んだ焼酎をそのまま残してしまうのはもったいないことです。
合わないと思った焼酎は、カットレモンや梅干しなどを追加で入れて味変してみましょう。焼酎独特の匂いやクセが和らいで飲みやすくなりますよ。
お水や炭酸を別で頼んで、自分好みの濃さに変えるのもいいですね。
焼酎は自由なお酒!
焼酎は、芋・麦・米の3種類の原料を覚えるだけで、選び方がぐっと簡単になります!
割り方や追加もので気軽に味が変えられるのも、他のお酒にはない楽しみ方だと思います。
焼酎は「かっこいい」だけじゃない、自由なお酒。
ぜひ試してみてください!
あと、飲み友募集してますので、埼玉、東京近辺の方、飲みましょう!コメントお待ちしてます。笑