「エッセイがアート作品になる」稀有な経験をさせてもらいました
そのメールが届いたのは、いまからちょうど1ヶ月前。
よくわからなかった。
けど、どうやらすごいことになっていることはわかった。
私のエッセイがアート作品として、「ホーユーヘアカラーミュージアム」に展示されるらしい。
hoyuさんが企画したエピソード募集キャンペーンのエッセイに応募したことは覚えている。
あれは私がnoteを始めてやっと1週間経ったころ。ネタを探すべく、当時募集にあったテーマをもとに書いていた。そのうちのひとつが、この「髪を染めた日」。
「髪を染めた日」と聞いて思い出したのは、はじめて髪を染めたときのこと。当時の職場のパートナーに、染めたことを気づいてもらえなかったこと。髪を染めたら自分自身も明るくなると思っていたのに、まったくそんなこと無かったこと。
悔しかった思い出をエッセイに昇華する。こうして書けたのかこちらのnote。
エッセイとしては6本目で、まだフォロワーも0。
そんな当時のnoteをこうして見つけ出してもらって、作品にまでしてもらえるなんて。どこで見られているかわからない。
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「ホーユーヘアカラーミュージアム」は、日本初のヘアカラーに特化したミュージアム。今年2023年に創業100周年を迎えたことに合わせてつくられたのだそう。え、もしかして出来立てほやほや……?
私の作品が展示される企画展「髪を染めた日の物語から生まれたアート展」は、昨日10月10日から2024年3月2日まで。
企画展のページには、実際のエッセイと作品が展示されている様子が写っている。視力がいいからわかってしまったけど、最初のエッセイ写真、私のだ……。
その道で食っているライターさんでも、「自分が書いたものが作品になる経験」って、そんなにしたことないと思う。
自分のエッセイ、どういう作品になっているんだろう。
ああ、これは見に行かないとな。
せっかくだから、作品をつくってくれた人ともお話ししてみたい。
「ホーユーヘアカラーミュージアム」
場所は名古屋市東区徳川町。入館料は無料。
いろいろな髪型や髪色を疑似体験できる画像シュミレーターなど、常設展示も楽しそう。
お近くの方や、名古屋に行く機会のある方はぜひ、私の有志を見に行っていただけると嬉しいです。