ベジタリアンはベターなのか
”ベジタリアン”と聞いたら、あなたはどんな印象を持つでしょう。
20数年ベジタリアンで、子供もベジ中心で育てたわたしが、
今でも時々考えることです。
わたしの食はハワイで暮らし始めてから、大きく変わりました。
ハワイはお肉を食べる文化ですから、誰かが作ってくれたものは、
ありがたくいただくようになりました。
ただ、一人の食事はやはりベジタリアン食が多いです。
カラダが楽だと知っていることや、長年お肉を食べていなかったので、
あまり”おいしい”と感じられないこと。
たぶんそんな理由だと思います。
コロンハイドロセラピストとして、デトックスの視点からみても、
野菜や果物食の方が、カラダの機能を酷使していないように思います。
クレンズを始める前は野菜中心、当日は断食かジュースで、
とお伝えしていますが、その方がクレンズがスムーズなのです。
ベジタリアンを続けている人の腸は、比較的健康的にも感じられます。
『マクロバイオテックス』や『ローフード』など、
菜食は凝りだすと、なかなか奥深い世界。
でもそんな食べ方について、”ベジタリアンってどうなの?”という
視点が多くあるのも、体験上知っています。
菜食ができない自分を卑下する人も。
わたしとクライアントさんの会話でも、結構多く出てくる話題です。
食べ方を極めようとするあまり、他者との間に隔たりが生まれるのは
つまりません。
わたしにインスピレーションを与えてくれる人たちは、
食べ物に気を使っている人だけではなく、案外なんでも楽しそうに飲食している人も多いのです。
みなさんに共通するのは、自分で育てる、料理するなど、どこかに美しい
こだわりが感じられることです。
自分流な生き方の一部なのでしょうね。
”あってもいいけど、なくてもいい”
それくらいの軽さで生きられれば、
他者がわたしの中に隔たりを感じなければ、
多様なインスピレーションを持つ人と出会えると思っています。
ベジタリアンであってもなくてもいい。
大事なことは、自分が何者かを知っていること、
何が好きで、どう生きたいかを知っていること。
生きてきた中でより多くの体験をしていることが、
その人を作っていると思うんですね。
今日も楽しく生きましょう。
ああ でも腸的にはお野菜の方が、負担が少ないですけどね。:)
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