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「ジェンダー・クィア」日本語版出版に向けて (02)マイア・コベイブさんってどんな人?
著者のマイア・コベイブ(Maia Kobabe, b.1989)さんは漫画家、作家として活動し、『ジェンダー・クィア』は、初の長編作品です。
ノンバイナリー・ジェンダーでアセクシャル(無性愛)を自認し、Preferred Gender Pronoun(希望する代名詞)としてジェンダーニュートラルな代名詞である e/em/eirを用いています。本作品では、マイアさんが自分自身の「性」のあり方に向き合い、ノンバイナリー(男女二元論に当てはまらないジェンダーのあり方)という性自認を持つに至る経緯が丁寧に描かれています。(ノンバイナリー・ジェンダーについては「ノンバイナリーが
わかる本」
(エリス・ヤング著 著
明石書店)がお勧めです。)
本作品では、マイアさんが自分自身の「性」のあり方に向き合い、ノンバイナリー(男女二元論に当てはまらないジェンダーのあり方)という性自認を持つに至る経緯が丁寧に描かれています。
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マイアさんは、マイアさんはジェンダーをこんなふうに表現しています。
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ジェンダーは、明確な区分やスケールというよりも、人それぞれの生き方や経験のなかに表れる側面と言えるのかもしれません。 『ジェンダー・クィア』の魅力は、言葉と絵を組み合わせることによって複雑で豊かな経験が表現されているところにあります。
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