職業としてのヤクザ/読書感想文
読書感想文、今回はこちら!
え?は?こんな本あるの?しかも小学館から?え?そしてここ○○施設だけど???
と、思わず二度見、三度見しちゃった
なんで読んだの?
・ヤクザ※ゲーム「龍が如く」シリーズのファンたから
※海外版タイトル「YAKUZA」なんだよ(笑)
・図書館にあったんだが?!
いいのか?公共施設?!と思って手に取りました。
雑な紹介&感想
・ノンフィクション作家&元ヤクザ専門誌記者2人著の対談本
・龍が如くの世界感はマジである。
ってか、もっとディープ!
・だが、近年は法律が厳しくなったりして変わってきてる
メモ
・ヤクザは無職?暇なことはいい事
→暇だからこそ、緊急事態に対応できる。
今どきはふつーの仕事してるヤクザも。(フロント企業、不動産)
・恐さ・暴力的強さは同じ土俵で
→全方位に恐さ出しちゃうと、一般のお客さん(カタギ)も来なくなっちゃう。
戦うのは「暴力」土俵の相手だけ。
・なんで需要があるの?
負のサービス業。
警察に行けない・動いてくれない事、真っ当にやったら時間がかかってしょうがない事、法がない部分の「困りごと」を「あらゆる手段」で何とかしてるから。
・格差、差別、社会的烙印押で困った人が寄り集まって組織化した
→ヤクザ=悪。悪い事したい人が集まった組織ってのは誤解。
格差、出生差別、諸々の「どうしょうもないこと」の社会問題中で、サバイバル手段として誕生した。
政治家と一緒といえばそうかも
・ヤクザは「オレオレ詐欺」をしない。
詐欺 身元を明かさず、他人になりすましてダマす。
恐喝 身元を明かして、脅す。
恐喝はイイけど、詐欺はダサい。
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お金稼げればなんでもいいんでしょ?と思ってました。そんな違い、ポリシーがあったのね?!
・強いものほど狙われる
・自首して、どの組織がやったか?を一般社会に知らしめるまでも任務の一つと考えるとこも。宣伝効果。
・身代わり出頭もアル。けど、最近は減ってるかも。
・命のネダン
・身内モメがこじれる
・人の女性に手を出すのはご法度
・盃、親分、兄弟、舎弟ルールはある
・なりたくてなった人は少ない。
ヤクザ専門誌でのアンケート結果「義理人情の世界に憧れて」ランキング下位
・不良→暴走族(総長)→ヤクザ となる人派あまりいない。
暴走族とヤクザで求められる素質がちがうから。
・電話番「オレだ」を誰か聞き分ける能力がいる。
「どなたですか?」はNG
・ケンカも指示待ち?血気盛んな若者自体が減っている。
・今どき車でのは高級車じゃなく、実用的なワンボックスカー(改造したり、鉄板入れやすいやら)
・暴力・恐いことのプロだからこそ、使いどきを知っている、むやみに出さない。
などなど…
知らない世界の話たくさんでした~
気になる方は読んでみては?
Kindle Unlimited にもあったよ〜
どうでもいい話
サムネイル画像↑みたらさ
これも仲間に見えてきてしまって(笑)
見るたびニヤニヤしてしまうんですが?!