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テレワーク入社のプロセスをもっと人に優しく


Clubhouse朝活で、最近転職した方々から、「テレワークのまま入社して、会社のことがよくわからない」という課題が出され、別途roomを立てて、皆さんで具体策を話し合いました。課題3つをどう解決するかが今日もテーマです。

課題1  会社説明や製品紹介が全てオンラインなので、家で1人で動画を視聴する形になり、理解度が不確か。

1人の方は、8月までに200モジュールの動画を視聴しなければいけないそうです。150時間分くらいあるのではとのこと。あまりに膨大な量で、平日だけでこなすと、1日の動画視聴時間が非常に長くなって、集中できないし疲労困憊になるので、この頃は視聴時間数を分散するために、土日も観ているそうです。

提案a)    入社のオリエンテーションは、動画課題の量が現実的かどうかレビューする必要がある。

ここで2020年6月に転職したベテランの方が、自分の会社の話をしてくださいました。彼女の会社では、トレーナーが2日に1度くらい時間を割いて理解度チェックをしてくれるそうです。最初の週は、プチテストをされていると気がつかなかったのですが、2週めからは、理解度をテストされるとわかったので、良い意味での緊張度が生まれたとのこと。またテレワーク下、オンラインとは言えど定期的に人と話せることも、転職したばかりの人にとって大きなプラスだったそうです。

提案b)  オンラインの動画を観た後のアセスメントも、オンラインの会社が圧倒的に多いようですが、「人」が定期的に行うと社員のモチベーションが上がりそうです。


課題2  社内で立ち話をする機会が全くない中、この先、どのように人脈を築けば良いのかがわからない。

待ちの姿勢でいてもしょうがないと、1人が上司にオンライン懇親会をお願いし、開催することになったそうです。

部署全体が100人という規模になるとオンラインでの懇親会は成立しませんが、同じセクションやチームの6~7人とであれば、オンライン懇親会で十分、自己紹介をしたり質問しあったりできそうです。

提案a)  新しく転職者が入った時は、早めの段階でオンライン懇親会を開催して、顔と名前が一致するようにまた気軽に質問できるようにする。

職場が外資であれば、周囲に10分から15分の1on1を依頼することも一手です。入退社が多いので企業文化として、新しく入社した人をサポートすることに慣れています。相手が忙しそうに見えることに配慮しすぎることなく、ここは甘えてしまいましょう。

提案 b)  転職者と関わりのある人が早い段階で、1対1で話せる機会を設ける。


課題 3  社風がつかめない

オンライン越しだと、どんな会社なのかがつかみづらいのは確かでしょう。こんな時にはどうしたら良いでしょうか?

「人」から推測しようとしないで、会社から流れてくるEmailなど「モノ」「事象」から推測する手がありそうです。

ベテランAさんの会社(米系金融)では、6月◯◯日までにワクチンを打ったら$1,000を会社が支給するという、アメリカ国内向けのEmailを読んで、「いい会社だなぁ」と感じたそうです。そのほかにも、会社から発信されるメッセージを読むことで色々感じることはできるとのこと。

ベテランでない場合、少し時間がかかるかもしれませんが、会社から発信されるメッセージに隠れている「企業文化」を嗅ぎ取って欲しいです。


人間は、人との繋がりを求める生き物なので、テレワーク下でも人と少しでも繋がる機会が増えるような仕組み作りを考えることが、転職者の入社のプロセスをサポートすることになると言えます。


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('O'*) 右脳の女王からおまけ  ('O'*)


うちの夫はダジャレが好きです。大ヒットでお座布団3枚の時もあれば、外れることもあります。私が「おもろいやっちゃ」と言ったら、夫が「あなたに言われたくない」。「私、別に面白いこと言わないじゃん」と返したら、「あなたは存在そのものがおもろい」と言われましたw(゜o゜)w 右脳の女王は今日も行く〜



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鈴木 美加子(グローバル人材塾)
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