17年ぶりに、アドレナリンが大放出
今、私は、アドレナリンがものっすごい出ている。
振り返ると、同じ状態になったことが、過去に一度ある。
20代の頃、劇団を立ち上げたことがあった。
私は脚本と演出を担当していた。
今、私は、その時と全く同じアドレナリンが出ているのを感じる。
私の中の全細胞がめっちゃ喜んでる感じ。
ぶわーっと溢れ出す感情、アイデア、言葉たち。
ああ、久しぶり、この感じ。
懐かしい。
集中すると止まらない、この感じ。
君たち、そこにいたのねちゃんと。
よかった。
いなくなってなくて。
私の中に、ちゃんといてくれたのね。
涙の再開。
ハグを交わす、私と私の中の溢れ出すpassion(ハズぅ)。
何時間でもそこにいられる。
17年ぶりに、アドレナリンが大放出。
私はずっと探していた。
打ち込める「何か」。
夢中になる「何か」。
没頭できる「何か」。
そして、私には、それが必要だった。
自分が自分であるために。
自分を見失わないために。
息子の特性が現れてから4年。
ずっと息子と向きあい寄り添い続けている。
今も、母子分離不安が強くなかなか離れられない。
息子とずっと一緒にい過ぎて、距離が近過ぎて、私は自分で限界だと気付かず、限界を迎えてしましい、心も体も疲弊し、ある日、プツっと糸が切れてしまう。
だから限界を迎える前に息子と離れて、バランスをとることが私には必要なのだ。
大好きなスタバで一人カフェ時間を過ごすこともあるけど、結局ずっと考えてしまって、物理的に距離はとれても、頭の中はいつも息子のことでいっぱいで、結局何にもリセットされないまま帰宅する。
何よりも私に必要なのは、「頭の中」で息子から離れることだった。
私は、私が没頭できる「何か」を探し始めた。
強制的に考えられないようにしてしまおうと思い、思いついたのが、
ZUMBA
ラテン系の音楽とダンスを融合させたダンスフィットネスエクササイズだ。
もう、パリピになるしかない。
パリピになって、息子を思考から吹っ飛ばすしかない。
私は体験レッスンに申し込んだ。
いざ、出陣。
いきなり大音量でノリノリの音楽が鳴り響き、
ヒューーーー!!!イエーーーー!!!フゥーーーー!!!
と、ノリノリに皆さんが踊り狂っている。
つ、ついていけない。
ひとりの生徒さんが、殻をなかなか破けない私を気にかけてくれたのか、「ヒュ〜〜〜!!」と言いながら近づいてきた。
(え・・・ムリです)
体験だろうが、容赦なく絡んでくる。
私は、会釈した。
すると、「ヒュ〜〜〜」と言いながら、去って行った。
(も、も、も、申し訳ございません。私にヒュ〜返しする勇気はございませんでした)
背中が少し寂しげだった。
楽しかったけど、めっちゃ疲れた。
そーいえば、思考から息子は吹っ飛んではいたけど、これは、違うな、うん。ヒュ〜はやっぱ違うわ。無理しちゃいけない。
もっと身の丈に合ったものを探そう。
次にトライしたのは、
フラダンス
私は、バレエやジャズダンス、ヨガをやっていたので、うん、こっちの方がいいかもしれないと思い、体験レッスンに申し込んだ。
いざ出陣。
癒しのフラミュージックがかかり、振りも入りやすくてとてもいい感じ。
うん、合ってる。合ってるけど・・・
フラの振りや音楽に感情移入しすぎて、泣いてまう。
泣きながら踊る体験レッスンの人。
そして、やはり習い事は、いつフリースクールから息子の「やっぱ帰りたい」コールが来るやもしれないので、無理だと判断。
私はなかなか、思考から息子を吹っ飛ばす「何か」に出会えずにいた。
そんな時に、出会うのである。
noteに。
そこには、同じ境遇の人たち、同じ感性、世界観をもつ人たち、素敵な文章を書く人たち、なんともユニークな人たちが溢れに溢れていた。
私はnoteの世界に夢中になった。
書きたいこと、言葉、世界が自分から次から次へと溢れてくる。
楽しい。
楽しい。
書きたいことやいいフレーズを思いつくと、料理中であっても手を止めて忘れないように、メモに書き込んでいる。
まるでお笑い芸人のネタ帳。
まるで作曲家のボイスレコーダー。
一筋縄ではいかない息子との日常が、noteを通すと俯瞰できる。
一つの物語、一つの作品になる。
昨日、フリージアの友だちに会った(記事【彼女にフリージアの花束を】)。
これまたバッタリ。
私のnoteを楽しみに読んでくれているフリージアは言ってくれた。
「キラキラしてるよ!」と。
そして、フリージアは、
「なんかね、今までのことが、全部線で繋がっていたんだなって思った。それで、今、全てが集約されて着地した感じ。こんな風に!」
それっ!
と、言ってフリージアは前方にジャンプした。
着地した彼女は、
「オリンピック楽しんでます!」
と、ドヤ顔で振り向いた。
私の記事が誰かの心に届き、スキやコメントになって返ってくる。
友達がメッセージをくれる。
憧れのnoterさんにスキしてもらうと、アイドルのファンサ並みにキャッとテンションが上がる。
「それでいい」と言ってくれる人たちがいる。
(記事【「それでいい」と言ってほしい】)
面白い世界に連れて行ってくれる人がいる。
記事を通して、ものの捉え方までひっくり返してくれる。
救いになる。
こっちにおいでよ!
私もだよ!
って、どんどんいろんな人たちと繋がりつつあって、新たな扉が開いて、そこには新しい世界が広がっているような、そんな予感がしている。
noteに出会えてよかった。
私をnoteの世界に導いてくれた、会ったことのない夫の隣デスクのあの方に、noteを通して感謝のハイタッチを送ります。
夫にnoteを提案して下さって、
ありがとうございました(エアハイタッチ!)。
貴方様のスキがチロリンっと届く度、これまたファンサ並みに、キャッって勝手にテンション上がっています。
お会したことありませんが、会ったような気になってます。
これからも覗きにきてくれると、嬉しいです。
そして、私よりもnoteのフォロア数を気にしている1番のサポーターである我が夫にも、感謝のハイタッチを送ります。
いつもありがとう(エアハイタッチ!)。
noterの皆さま、読者の皆さまにも(エアハイタッチ!)。
新参者ですが、これからもよろしくお願いいたします。
しかし、没頭しすぎか、右眼の血管が切れてもた。
ぼーっとするのも必要だな。