更年期は諦めることを目標に!
諦めは明らかにすること…自分の弱点を認める事
体は諦めると機能を失います。
細胞が活動を止める前には、残りの力を精一杯使うので血圧が上がります。否定的な言葉も多くなり、解毒する肝臓や要らないものを排泄はする腎臓の機能が弱まるので、体に毒素が溜まり体が痒くなります。
こうした症状はアトピーやアレルギー症状、体調不良として現れることがあります。
とてもつらいですが、自分の心がどのような状態かが明らかになります。ですから諦めることは決して悪い事ではなく、心の状態を明らかにして探究すること、自己を見つめ直すことが必要なのです。
弱くて敏感な腎臓は、機能を停止する間際に「もっと強くあれ」と教えてくれてますが、その本当の意味は「人に委ねるための力や人に協力を求める強さを養いなさい!」
と教えてくれているようです。
人は弱い生き物ですが「私は弱い」と言える人は強いと思います。
高度経済成長を歩んできた世代は、男女平等思想、競争社会のなかで「頑張る事を」強いられてきました。
「トップを狙え」「男のように強くあれ!」「昇進」「キャリアアップ」などのような言葉を母や先生、色んなメディアから耳にタコができるほど聞かされてきました。
男性のように突き進むめば進むほど、女性性は置き去りです。
破壊と再生
すべての問題は、性のアンバランスにあります。男性性の行動力と女性性の支える力で物事がつくられ、表現されます。
それが崩れかけているのなら、一旦壊れることも必要です。
壊れてはつくられ、まだ壊れては新しいものが生まれる…というように、破壊と再生の仕組みによって第三の性 智慧というより良い答えが生まれます。
今無理に頑張っている事、やらなければならない事について、本当に必要な事か?
他人の課題を請け負っているだけではないのか?
振り返りながら、ちょうど良いところを見つけてほしいと思いますよ!
母親に刷り込まれた「あなたのためだから」は、ほんとうの所は母親自身のためです。
その刷り込みを外して、「ほんとうはどうしたいの?」と、更地の心に問いかけてほしいと思います。
人は弱い生き物ですが、弱いところかわ分かると、協力者も現れて、ものすごい強さに変容します。