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16 友達がくれた まか不思議なアドベンチャー

今回は「あなたの一番大切な人」について書いていく。

第一に親。親孝行って年をとればとるほど大切になってくる。
年齢を重ねていくと育てること面倒を見る大変さを理解していくからだ。

いつ倒れてもおかしくない今のご時世。伝えたいことを伝えられず会えなくなるのは一番寂しい。
どんな時でも味方でいる存在は心の支えになることは言うまでもない。

それから友達。大切な人を順位づけできない。

中学の時に知り合い今でも関係が続いている。

今の私は融通が利かなくて会う機会は減っているのだが、20代までの楽しい記憶はこの友達がいたからこそあったものだ。

春夏秋冬いろんな遊びをした。当時から友達と私は不思議と波長があってアグレッシブに楽しんでいた。

・初詣に行って絵馬を書いた。
友達は絵がプロレベルで上手かった。(お世辞じゃない)
絵馬を書こうと誘ってくれたけど私は対局に絶望を感じるほど絵が下手だった。 その時言った言葉を今でも覚えてる。

絵はその人の特徴を表すものだから、どんな絵でも個性がでる。それがいい! 
そういうものかなと思いつつドトールでしぶしぶ元旦の朝から絵馬を書いたのを覚えている。
絵馬を並べてつけた時は絵のレベルの違いに絶望した。(友達の絵馬はTwitterに正月の絵馬として取り上げられていた。私のは編集の力で上手くカットされていた)

・欲しいものがあると友達に誘われてイベントに参加して朝から並んだ。イベントは何故か冬にやることが多く、寒い中4時間くらい待った。
地獄だった。なせなら私は欲しいものがなかったからだ。

私はふてくされながら、何千人の列に並んで夜が明けるのを待った。
頼まれて並んだあげく、表紙がエロい作品(後にとても有名な人が書いた一冊だった)を買った時はがっかりした。
ため息がとても白く感じたのは寒さの影響だけじゃなかったと思う。

・友達が昔住んでいた場所を散歩した。
住んでいる町がまるでゴーストタウンだったのをよく覚えている。
空が曇天だったせいか薄気味悪さが強かった。
友達ゆかりの地のデパートに行った時、敷地内が無駄に広いのに人がいない。しまいにはゲーセンでたばこをふかした子供連れの母親が子供をほったらかして遊んでいたのが衝撃的だった。

その友達曰く引っ越したのは親の仕事の都合もあるが、町が死んでで病みそうだから引っ越したと言っていた。私は気持ちよく納得できた。

他にはメジャーという漫画の影響で葛西臨海公園でジャイロボールを投げる練習をしたり、一緒にジムに行ったり、朝までlineで通話しながらゲームで勝負したり、化学館に行って雷をみたり、青春18切符を買って沿線をぶらりと歩いたり、有名アニメが放送する前に聖地巡礼に行ったり、正月早々水道橋で釣りしたり、公園で履歴書を添削したり、花見をしてシャボン玉やフリスビーで遊んだり、一緒に温泉行ったり、マクドナルドで深夜に作業したり、買い物に行ったり、お台場で遊んだり、説明するとキリがない

私の視野を広げてくれたのは間違えなくその友達だ。年齢が上がるにつれて昔のように遊ぶ機会も減っている。仕事の影響で互いの価値観も変わっている。 年とったなって痛感する 

それが寂しい。価値観が変わって喧嘩することもあって、不意の一言が心の中に強く残っている。凄い腹立ったけど、それが私を成長させてくれたこともある。

友達は酒癖が悪くてうんざりすることはしょっちゅある。
でも知っている。それほど仕事がハードで飲んでないとやってられないことを・・

陽気で時に繊細でいろんな人との交流を大切にしている姿は心から尊敬する。私の面倒くささも理解しているようだ

そんな友人が一番大切で私は大好きだ。

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