2019年7月の記事一覧
当たり前の死に方ができないということ、悪意に遺される地獄。
日々、誰かが死んでいる。
理不尽な死に方をする人もいる。
何十人と、理不尽な放火事件で亡くなってしまった。
言葉は悪いけれど
たとえば今回の放火事件にしても、通り魔にしても、轢き逃げとかでも、
老衰とか病気とかみたいな極当たり前な死に方ができずに、
人工的に、ひとに殺められた、殺されてしまったということ。これってすごく、腹立たしい。
昨日まで美味しいご飯食べて家族と談笑してって…ごく当たり前
ブロンドに寄り添って
彼は生きていくという生ぬるい地獄を知っていたから
自分の痛みにはとことん強くって
でも愛する者の痛みには、本人よりも敏感に感じてしまう。
よって、誰かを愛するということが1番の痛みであり、弱点にもなった。
彼が地獄の中で得た愛はどれほど暖かかったのだろうか。
どれほど幸せなものだったのだろう
安らかに眠る彼は静かに微笑んでいた。
きっとそれが答えに違いない。
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