未知すぎるクラゲ「Chirodectes maculatus ...?」
前書き
みなさん初めまして!
生き物大好きな三日月あかりです。三日月と書いてミカゲと読むらしいです。動物のことについて発信する場所がほしくてNoteを始めてみました。
第1回生き物紹介「Chirodectes maculatus」
というわけで早速ですが、今回から生き物をご紹介していくよ!
記念すべき第一回はChirodectes maculatusというクラゲちゃんだよー!
どんな姿かはこの方の動画を見てくれ!
……かっ、かっこいい……!
(この動画はパプアニューギニアのダイバーがFacebookでシェアしたものだよ。これを見た時、すっごい興奮したね!)
ではこの子についてざっと紹介するね!
四度目となるがこの子の名前はChirodectes maculatus!
僕個人としては学名をそのままカタカナ表記にするのは好きではないけど……読み方としてはキロデクテス・マキュラタス、だろうか!
大きく分けてハコクラゲの仲間。ハコクラゲといえばアンドンクラゲやハブクラゲ、イルカンジクラゲやオーストラリアウンバチクラゲなどが有名かな。
ハコクラゲの仲間は毒性が強いものが多く、本種の毒性も強いことが推察されるよ。つまりヘッダーのように触れ合うことは非常に危険なわけだね!(おそらく)
2022年、上記のたった20秒の短い動画が世界中の海洋学者にどれほどの衝撃を与えたのかは想像に難くないよ!
この子の凄まじいところは……
過去に1度しか目撃例がなかったのだーッ!
わーっ(湧き上がる歓声)
過去の目撃例は1997年に一度。正確に言うと標本を捕獲し、保存していたのだけどクラゲは非常にデリケート!
9割水分は伊達ではなくたった数時間しか観察できなかったそうだよ。
さて、そんな過去の目撃例くんのご尊顔を載せよう!
でん!
…………君、顔違くない?
……違うよね?
ということで僕は学名をChirodectes maculatus(?)と表記していたよ。
形態的に同一の種族であるかわからない!
すなわちこの個体は前に確認された個体と別種な可能性があるわけだ!
最近に確認されたものは黒い輪っかをもっているけど、以前に確認されたものは黒い斑点を持っているからね!
(ちなみに小種名のmaculatusは斑点という意味)
当然のこと詳しい研究をしないと確定なんてできないんだけど、そもそもレアすぎて研究をすることもむずかしい!
本当に別種? 成長すると模様が変化するのかも……?
個体数は? 生息域はどのあたりなんだろう……?
そんなわけわからないことだらけのクラゲちゃん。
……そんなこの子が僕は大好き!!
技術が発達した現代でも詳細のわからない希少性と、クトゥルフ神話にでも登場しそうな形態的な特徴。
この世界の広さと未知への興奮と生物の美しさ、すべてを感じさせてくれる非常に素晴らしい生物のひとつとして初回にさせてもらったよ!
いまだにこの子を初めて見た時の興奮は冷めやらないね!
結びに
Noteを書くのは初めてでいろいろと拙い文章だったと思うけど、ここまで読んでくれてありがとうね!
僕はいろいろな動物が大好きだけど時間とともに忘れてしまうのは悲しいし、僕のメモ帳に書かれたばかりにするにはあまりにも素晴らしい生き物ばかりなのでこのノートを書かせてもらったよ!
……さて、次はどの動物にスポットライトを当てようかな!
#三日月あかりの生き物紹介 #クラゲ #無脊椎動物 #刺胞動物