見出し画像

突発テストプレイ!

こんにちは!みかちゅうです。

今回は、平日昼村と夜村の間の休憩時間を使い、人狼ハウス渋谷店店長のヴォルさんにテストプレイをしていただいたときのことについて書いていきたいと思います。

今回は時間の都合もあり、3人用を想定してのテストをしたかったため、他には人狼ハウス渋谷店スタッフの陽くん、最近YouTube活動などで仲良くしてるみかちゃんねるさんに協力をお願いしました。



1.テストプレイの準備


まず、今回はテストプレイの方法を大きく変更しました。
第1回テストプレイではゲームをプレイしてもらった後、すぐに感想タイムに入っていました。
ただ今回は方法を大きく変え、「デザイン」「説明書」「ゲーム性」の3つの観点から20個弱の評価基準を用意し、それぞれ1~4で評価をつけてもらう方式を取りました。また、数字による評価の後はカラー付箋を使って「良かった点」「改善が必要な点」「もっとこうしたら面白くなるアイデア」を思いつくだけ書いてもらい、私がざっと全員のを見た後に自由な感想タイムに入りました。

このような方法を取るに至った理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目は、それぞれが自由な感想を抱く中で一定の評価基準に基づいた評価をしてもらうことは、ゲームの客観的な強みや問題点をあぶり出すことに繋がると思ったからです。
また、私自身がゲームに求めているのはこういうところだよっていうのを明示することで感想タイムもより有意義なものになると考えました。

2つ目は、今後多様な人にテストプレイを受けてもらうことを想定した時、「付箋による色分け」はとても効果的だと思ったからです。
これはテストプレイ後に知ったことなのですが、「何か意見ありますか?」「はい!あります!」のように言うのが苦手な人にとって、付箋でそれぞれが書いた意見を一斉に見せ合う、というのは意見表明としてとてもやりやすい場合があるそうです。
色分けをすることでその人がこのゲームにどのような感想を抱いたのかをぱっと見て分かりやすくするとともに、感想タイムの活発化を図りました。

以上が、今回のテストプレイで大きく変更した点です。


2.ヒューマンエラーへの対処方法


次は、ヒューマンエラーへの対処法についてです。
前提として、テストプレイにおいてプレイヤーが制作者の想定外の動きをすることは、とてもありがたいことです
理由はシンプルで、商品化してリリースされてからその間違いをされても製作者としてはどうにもできないため、テストプレイの段階でたくさん想定外の動きをしてもらってそれへの対処法を考えておきたいからです。

今回起こったイレギュラーは2つ、
・カードの裏表を間違えて置いてしまった
・「赤か青ですか」という質問を、「赤もしくは青ですか」という質問に誤認してしまった

1つ目については裏表が分かりやすいように印などをつけること、2つ目についてはQ&Aをつけて誤解を防ぐことで対策をすることが決まりました。

また、ここで起こったイレギュラーについてダーコムさんに相談したところ、
「マダミスなど一度しかプレイできないものにおいては徹底的にヒューマンエラーを潰す必要があるが、何度でも遊べるボドゲであれば慣れてきた人が慣れていない人に教える、ということもできるため、ある程度まで潰せばそこまで気にする必要はない」
とのアドバイスをいただきました。

テストプレイの公募も始めましたが、これからテストプレイに参加する方は一切私に忖度することなく(?)たくさん私の想定外の動きを見せてくれると嬉しいです。


3.子どもがプレイすることを想定した時の問題点


今回1つの問題点として上がったのが「子どもがこれをプレイした時に楽しく遊べるか」という点です。
今回のテストプレイに参加してくれたみかちゃんねるさんは子どもに関するアルバイトをしていて、小学生くらいの子どもがこのゲームをプレイした時にどのような問題点があるかについてアドバイスをいただきました。
ここで話題として上がったことは主に2つ、「飽きないこと」と「言葉遣いやプレイ方針をある程度提示する」といったことです。

まず1つ目、「飽きないこと」については、説明書の説明がやや長く、これを読んで理解するまでの間に子どもたちが飽きてしまうのではないかという指摘をいただきました。
これについては、子ども用に模擬プレイを取り入れた説明書を作るということで対策ができそうだと思いました。

そして2つ目、「言葉遣いやプレイ方針をある程度提示する」ということについては、世界観を工夫したとはいえ、やはり人狼ゲームというゲームの都合上、子どもたち同士でプレイする時に気持ちの良くない言葉を使ってしまう可能性があるという指摘をいただきました。
これについては、説明書に「ゲーム中の約束」としてどのような言葉遣いや態度でいれば楽しくゲームができるのか、という方針を提示することで対策ができそうだと思いました。

以上が、子どもがプレイすることを想定した時の問題点です。


4.まとめ


以上が、突発テストプレイのまとめです。

仮カードを作っての初めてのテストプレイということで、実際の商品に近い形でのプレイができたんじゃないかなって思います。
改めて、協力してくださった皆様ありがとうございました。

このnoteを読んでいる皆様も、少しでも応援したい!と思っていただけたらnoteへの「スキ!」やXの投稿のいいね、リポスト、YouTubeのチャンネル登録などご協力いただけたら嬉しいです。

次回は、10月5日のテストプレイについて書いていきたいと思います。
次回もお楽しみに!


いいなと思ったら応援しよう!