〈long story ♯6〉二十四節気 “芒種” はごまかしのない自分になる時
2歳、自我が芽生えて「イヤイヤ期」になって
4歳、脳も心も発達して不安定になる「4歳の壁」がきて
6歳、中間反抗期を迎える。
発達段階にいる小さな子との暮らしは、変化の連続。
だんだんと脳が育ってごまかすことや “手法” が通用しなくなるから、
育てにくさを感じたら、おとなが「ごまかしのない自分」になるといい。
今日は、二十四節気の “芒種” 。
芒があるお米や麦などの穀物の種をまく時期。
田植えはもう終わっているし、今年は例年より3週間ほど自然界の流れが早いように思うから
毎年時期は変わるものだけれど、
芒種の時期には “自分の種” をまこう。
どんな心を育てる?
どんな自分でいたい?
ごまかしのきかないこどもとは、ごまかしのない人が合う。
それなら、ごまかしのない種をまいて育てよう。
そのチャンスが芒種にはあるよ。
多摩川河川敷の植物たちは
そのままの自分の姿で天へと伸びていく。
途中で多くは刈られちゃうんだけど
それでもまた芽を出して、
自分の時期が終わったら他者へ土を譲って、
それぞれがまっすぐに生きていく。
そんな自然界と同調して自分の中の種を育てていこう。
曲がっているように見える子が本当はまっすぐな子だって
気がつくことができて、
自分の癖や歪みが「自分らしさ」なんだと
愛しくなるよ。
♡