〈short story ♯13〉優しい世界で生きていく
こどもの声に耳を傾けられる人は
自分の心の声を大切にしている人
その子のペースを待ってあげられる人は
自分の世界を信じている人
こどもが起こす行動を見守れる人は
失敗を恐れていない人
どんなあの子でもいいと思っている人は
弱さを知っている人
こどもの自由を奪わない人は
未知なる可能性を自分にも秘めている人
その子らしさを大事にしている人は
自分らしさを大切にしている人
こどものことを尊重している人は
命の尊さを知っている人
あの子の幸せを願っている人は
心に愛を宿している人。
おとなが自分のことを大切にして
周りの目を気にしないで楽に生きていると
心が強くなって
こどもへの見方が柔らかくなる。
握り締めている “世間の目” を手放したら
目の前にいる子のすべてが愛おしくなる。
もっと気楽に
もっと自由に
こどもと自分がいる世界を信じて生きよう。
優しい世界は
自分で創っていくんだ。