「同じことばかり言っていても何も変わらない」と向き合う方法
年末年始のこの時期、ふと自分のこれまでを振り返ることってありますよね。
で、「また今年も同じことばかり言っていたな・・」と気づいて、少しだけ胸がチクっとする。
そんな経験、きっと誰にでもあると思います。
そこで、それに気づけたこと自体がすごく大きな一歩だと考えると、やっぱり、ここからどうするかが本当に重要になってくるわけです。
どうしたら「同じことを言い続けるだけ」の自分から卒業して、実際に行動を起こせるようになるのか。
ということで、今回は「同じことばかり言っている」自分の背中をやさしく押しながら、変化を恐れずに一歩を踏み出すための方法をお伝えしていきたいと思います。
現実を受け入れる
まずは、なんの目新しさもない当たり前のことですが、自分は「同じことを言い続けている」という事実に目を向ける勇気を持つことです。
例えば、「ダイエットしたい」「転職したい」「もっと自分に自信を持ちたい」と毎年言っているけど、行動に移せていないと気づいたら、そこでうやむやにせずに、一旦停止してみましょう。
これは自分を責めるためではなく、自分を知るための大切なプロセスです。
なぜなら、変化の第一歩は「現実を受け入れること」だから。
自分を責めて、その先の行動力を奪ったり、反省や後悔をいくら繰り返しても、それで終わってしまったらいつものパターンの繰り返しですよね・・
そうではなくて、ただ冷静に客観的に「そうか、自分はこういう状態だったんだ」と受け止めることで、次の行動への準備が整います。
小さな行動を積み重ねる
多くの人が「自分を変える」と聞くと大きな目標を設定しがちです。
例えば、「今年こそ10kg痩せる!」とか「英語をペラペラに話せるようになる!」など。
こうした目標はスタート時点では魅力的に見える反面、ハードルが自分の想像以上に高すぎたり、実現するまでの道のりが長すぎて、途中で挫折しやすいんです。
だからこそ、小さな行動を積み重ねることが大切です。
例えば「毎朝3分だけストレッチする」「週に1回カフェで英語のフレーズをノートに書き出す」など、簡単に始められることを選びましょう。
その結果、小さな成功体験が自信につながり、さらに大きな行動へとつながっていきます。
心の声を「行動」に変える
思い返してみていただきたいのですが、ついつい、頭の中で思い描くだけで満足してしまっていることはありませんか?
「もう少し仕事が落ち着いたら」「タイミングが来たら」という言葉をつぶやいているうちに、1年が過ぎてしまう。
そうならないためには、言葉を行動に変える仕組みを作ることが重要です。
その仕組み作りにおすすめなのが、書き出す・書き留めることです。
付箋でも、ノートでも、スケジュール帳でも、なんでもいいので、とにかく思ったこと・感じたことをメモしておきます。
できれば、日常生活で目にする機会の多いものに書くのがおすすめです。
書きっぱなしになってしまうのは、あまりにももったいないので。
これだけで、実際の行動につながる可能性がググッと上がります。
また、自分の行動を誰かに伝えるのも効果的です。
家族や友達に「今週はこういうことをやる予定!」と宣言することで、自然と実行力が高まります。
誰でも宣言した相手に「嘘ついた?」とか、「えっ?」とは思われたくないですもんね。
「できた」を増やす
行動し始めたら、その結果をポジティブに捉える習慣を持ちましょう。
例えば、毎日ストレッチを続けた結果、体が少し軽くなったとか、英語のノートに3行書いただけで気持ちがスッキリしたとか。
どんなに小さなことでも、「できた自分」を認めて褒めてあげることで、次も頑張ろうと思えるようになります!
そして、「完璧じゃないと意味がない」という考えを手放すことも、とても大切です。
たとえ予定通りにいかない日があっても全然大丈夫、「今日は休むけど明日またやってみよう」と柔軟な気持ちで続けることが大事です。
変化を楽しむ
最後に、自分が少しずつ変わっていく過程を楽しむ気持ちを持つことです。
変化は不安やストレスを伴うこともありますが、その分、自分の可能性を広げてくれます。
「新しい自分」に出会う楽しさを感じられると、行動を起こすハードルもぐっと低くなります。
同じことを言い続けているだけでは何も変わらない、という現実を受け入れるのは勇気がいることです。
でも、その勇気があれば、きっと新しい自分に出会えますので、一歩ずつ進んでいきましょう!
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