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ミニマリスト思考 × 習慣化 = シンプルに続ける秘訣
実は、習慣化とミニマリスト的な考え方はとても相性がいいんです。
なぜなら「本当に大切なものを厳選して、余計なものを減らす」ことを大切にする考え方だからです。
例えば、行動習慣をやみくもに増そうとするのではなく、本当に必要なものだけをシンプルに続ける。
これこそが、習慣化を成功させる秘訣のひとつと言えます。
でも、一方で気をつけたいこともあります。
それは、ミニマリスト思考が強すぎると、逆に習慣が続かなくなること・・
ということで、今回は、ミニマリスト思考と習慣化の相性がいい理由、そして注意すべき点についてお伝えしていきます。
ミニマリスト思考と習慣化の相性がいい理由
■意思決定の負担が減る
人は毎日、多くの決断をしています。「何を着よう?」「何を食べよう?」「〇〇をする?しない?」という感じで。
この「決めること」が多いほど、脳は疲れてしまい、新しい行動習慣を続ける余力がなくなります。
そこで、ミニマリスト思考を取り入れると、選択肢を減らすことができます。
例えば、服を少数精鋭にするとか、朝のルーティンを決めておけば「どうしよう?」と考えなくていいわけです。
このように、決断の回数を減らすことで、習慣が身につきやすくなります。
■余計なノイズがなくなり、習慣に集中できる
新しい習慣を続けるには「気が散る要素」を減らすことがとても大切です。
例えば、部屋が散らかっていると何かを始めようとしても気が散るし、スマホの通知が多いと途中で集中が切れるといった具合です。
そこで、ミニマリスト的な環境づくり
すっきりしたデスク → 読書や勉強に集中しやすい
スマホの通知を減らす → 取り組み中に邪魔されない
という風に余計なものを排除することで、結果として習慣を続けるハードルがぐっと下がります。
■とにかく「小さく始める」
ミニマリスト思考は「最小限のもので最大の効果を出す」ことを目指します。
同様に、習慣化も最初から完璧を目指さずに、小さく始めてコツコツ続けることが重要です。
たとえば、運動なら「1日1分ストレッチから」読書なら「1日1ページだけ読む」
このように、「これならできる!」という小さな行動から始めることで、自然と習慣が定着しやすくなります。
■不要な習慣を手放し、本当に大事なことに集中できる
ミニマリスト思考では、ものだけでなく「時間の使い方」も見直します。
「本当に必要な習慣」を選び、不要なものを削ることで、大事なことに集中できる環境をつくることができます。
例えば
・夜遅くまでスマホを触る習慣をやめる → 早寝早起きができるようになる
・なんとなく見ていたテレビを減らす → 読書や学びの時間が増える
など、不要なものを手放すことで、より価値のある習慣が定着しやすくなります。
ミニマリスト思考が逆効果?
ここまで「相性がいい理由」を紹介しましたが、逆にミニマリスト思考が習慣化を邪魔してしまうケースについてもお伝えします。
■柔軟性がなくなると続かない
ミニマリスト的「シンプル」に囚われすぎると、変化に柔軟に対応できなくなることがあります。
例えば
「毎朝ウォーキング」と決める → 雨の日のウォーキングがつらくなって習慣が途切れる
「朝ごはんは毎日低カロリーメニュー」にする → 飽きて続かなくなる
となってしまうと本末転倒、習慣化には「選択肢を持つ柔軟さ」も大事です。
■人付き合いを減らしすぎない
ミニマリスト思考が強すぎると「人間関係」までシンプルにしすぎることがあります。
例えば、時間を無駄にしないために飲み会を全部断るべきとか、人に頼ることは避けなければ、など。
そうやって、必要以上に人付き合いを絞ることで、習慣化=義務に変わってしまうため、人間関係もバランスが大切です。
まとめ
ミニマリスト思考は、習慣化を成功させる強力な武器になります。
でも、「シンプルにしすぎること」が逆効果になる場合もあるので
柔軟に対応する
楽しみやこだわりを大切にする
人間関係もバランスよく
これらを意識して、「自分に合ったミニマルな習慣化のやり方」を見つけていきましょう!
★このnoteを書いたのは・・
★習慣化サポートサービス
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