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安産になれる呼吸のチカラ

みなさん、こんにちは。
マタニティヨガ講師の中平みかです。

出産時は呼吸が大事だよ!と言われていますが、普段から24時間している呼吸。
何がそんなに大事なのでしょう?練習は必要なのでしょうか?
そんな疑問を解決していきたいと思います。

安産になれる呼吸のチカラ

1.集中力を高めるチカラ

初めて出産する人の平均時間は10〜12時間と長丁場。
勤務時間以上の時間を休憩なしで出産が進んでいきます。

深い呼吸は精神を安定させてくれ集中力がアップします。
集中力が高まると他に意識が向くことが減り、体もリラックスしやすく
早く生まれるメリットもあります。

⒉良い陣痛がつくチカラ

オキシトシンというホルモンが分泌されて陣痛は起きます。
※以下、陣痛ホルモンと表現しますね。
この陣痛ホルモンは、体と心がリラックスしている状態で分泌されるのです。

なので、出産時は呼吸を通して体や心をリラックスさせます。

イメージとしては、山の頂上などの景色が良い場所に行くと何故だか深呼吸したくなりますよね?
それは、心がリラックスしているから体が反応して深い呼吸をしたくなるという現象です。

3.痛みを軽減してくれるチカラ

出産中はこの陣痛ホルモン以外にも、不安な時に分泌されるアドレナリン・痛みを軽減してくれるホルモンなど様々なホルモンが分泌されています。

前項目でも陣痛ホルモンはリラックスした状態で多く分泌されているとご説明しましたが、痛みを軽減してくれるホルモンもリラックス状態で発揮されれるホルモンなのです。

痛みが不安で体が緊張状態では、アドレナリンが多くなり
陣痛ホルモンも痛みを軽減してくれるホルモンも発揮できない状態です。

だからこそ、呼吸で体と心を呼吸させる必要があります。

安産になれる呼吸の仕方

では、どうやったら体と心がリラックスできる呼吸ができるのでしょうか?
それは深い呼吸ができる状態。だということです。

1.誰でも分かる呼吸の仕組み

まずはコチラの画像をご覧ください↓

呼吸筋について記載されている画像
呼吸はさまざまな筋肉のチカラで行われているのが分かる。
画像引用:https://halmek.co.jp/beauty/c/healthr/2296

呼吸は肺が動いているのではなく、肺の周りにある筋肉のチカラで呼吸をしています。

呼吸が浅い=呼吸筋が動けていない。ということになります。

ですので、妊娠中から深い呼吸を意識して呼吸筋のチカラを高めておくことが安産になる近道だと言えます。

⒉呼吸のやり方

では、出産本番に向けて呼吸の練習を行いましょう。

《手順》

  1. 背筋を伸ばして座りましょう。

  2. 口をすぼめて息を吐き出します。赤ちゃんを自分に近づけるイメージ。

  3. 鼻から、息を吸う。

  4. 吸う息・吐く息ともに目安は4秒ずつ(苦しい場合は3秒からスタート)

  5. 慣れてきたら、目標6秒かけて呼吸ができるようになると完璧です♩

安産に向けて、やってみてくださいね♪

公式Instagramでは動画で解説しています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。

ヨガ講師
中平 みか


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