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というわけで、柿を持たせるのを忘れました。

今朝はお弁当がいるという長女に朝から何やかんやとこさえていた。
最近覚えた握らないおにぎり(三角にした海苔の上にご飯を置いてパタパタすると三角おにぎりにできる、とても楽)を作り、手を怪我している娘にも食べやすいようにピックだけで食べられるサイズの唐揚げとかトマトとかそんなものを用意。

さて、料理するときに気になるのが食材を切る順番なのだけど、やっぱり食後のフルーツたるものまな板のトップバッターで切りたいじゃないですか。
というわけで真っ先に切った柿なのですが持たせるギリギリまで冷やしておきたいと思って一番小さいタッパーに入れて冷蔵庫へ。

ここで、勘のいい方ならお気づきだろうが、わたしも同じように思った。

「これは最後お弁当として持たせるのを忘れそうだ」

そう思いながらもやはり、ギリギリまで冷やしておきたい。お弁当というのはそういうものだ。冷蔵庫の扉を閉めた。

そして、先述の通り握らないおにぎりを作り、おかずのタッパーを閉め(こちらも唐揚げを冷ますのは抜かりなく)、水筒を用意。
怪我しているので部活は見学か軽い運動になるためスポーツドリンクではなく水でいいとか、容量は1リットル必要ないとか、朝の支度はルーティンのようで頭も使う。
かたわらで朝ごはんも用意し、前髪がうまくいったという報告に共感し、制服に合わせるリボンはこっちとこっちどっちがいいかと聞かれ、かわいいかわいいと鼓舞するなどする。

というわけで、柿を持たせるのを忘れました。

こんなこと、お弁当に限らず何度もしているのに「忘れそうだな」と思って忘れるという傾向。
また〜と言って笑ってわたしが自分で食べました。
柿が大好きなので、もしかしたら必然だったのかもしれない。

生活は、傾向と対策。ここを抑えることができる人が賢者なのでしょう。

これが、その柿〜!

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