トマトで夏バテを予防しよう!
子どもが嫌いな野菜の代表にもなってしまうトマトですが、大人になっても苦手な人は多いようです。
しかしこのトマト、実は栄養素が豊富で夏バテ防止や紫外線予防にも効果的な野菜であると知っていますか?
「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほどトマトは健康効果に優れた野菜なのです。
そこで、今回はトマトがなぜ夏バテ防止にいいのかをご紹介します。
明日から毎日トマトが食べたくなるかもしれませんよ!
トマトには栄養素がバランスよく含まれている
夏バテは、内気と外気の激しい気温差により自律神経が上手くコントロールできなくなり体調不良を引き起こします。
そのため、規則正しい生活や日頃からの栄養バランスにも十分、注意しておく必要があるのです。
例えば、夏になると消耗しやすいビタミンAやC、汗で排出されてしまいがちなカリウムやカルシウム、マグネシウムなど、トマトにはいろんな栄養素が豊富にバランスよく含まれています。
特に、トマトが赤くなる元となるリコピンはにんじんやスイカ、柿などにも含まれているのですが、中でもトマトはリコピンの含有量がトップクラスなのです。
リコピンって何?
リコピンとは赤色の色素、つまりトマトはリコピンによって赤くなのです。
そのため、トマトが完熟するにつれてリコピンの含有量は増加します。
近ごろでは、強い抗酸化作用を持つリコピンが心疾患や血管疾患予防にも効果的なのではないか?ともいわれているのです。
リコピンが紫外線予防になる!
リコピンには美白効果があると言われていますが、リコピンに含まれる強力な抗酸化作用が老化を防ぎ、皮膚を若々しく保ってくれるのです。
活性酸素は体内でよい働きをするという大切な役割があるのですが、紫外線を浴びてしまうと必要以上に増加します。
そして、活性酸素を消去する力を持つのがリコピンなのです。
リコピンは、実際にさまざまな研究結果が報告されるほど注目されています。
トマトの食べ過ぎには注意!
トマトは健康的にもよい野菜で、たくさんの栄養素がバランスよく含まれています。しかし、トマトは水分や食物繊維が多い野菜です。
特に、夏場は涼しい部屋で冷たい物を食べて過ごしてしまいがちです。
そこへトマトを食べてしまえば、冷えた内臓に悪影響を与え、消化不良や下痢を起こしてしまう可能性があるのです。
そのため、大きめのトマトなら1日1個、ミニトマトなら1日10個程度で充分です。
体に良いトマトを上手に利用して暑い夏を乗り切りましょう。
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