緑の野菜はなぜ『青い』? #143
お疲れ様!
食べ物の美味しい季節になってきた。
ところで、
なぜ野菜を「青い」と表現するのか?
緑色の野菜や葉物野菜を「青い」と表現することがある。
これは日本の伝統的な色彩の認識や言葉の歴史に深く関わっている。
なぜ、「青い」という言葉が緑色の野菜に使われるのかを、探っていく。
昔の日本における色の基本は「四原色」
昔の日本では、
「白」
「黒」
「赤」
「青」
の4色が色の基本とされていた。
現在のように、豊富な色の名前がなかった時代に用いられていた色の区別であり、それぞれ特定の意味や自然界の要素と注目していた。
白:光や純粋さ、神聖さを表し、儀式やお祝い事で使われる色だった。
黒:闇や終わりを意味し、重厚さや厳粛さを表現した色だった。
赤:生命や情熱の象徴であり、祝い事や魔除けの意味があった。
青:この「青」には最近の青だけでなく、緑も含まれていた。
この4色の中で、「青」は、今で言う「緑」と「青」の両方を含み、自然界を象徴する色だった。
緑の草などもすべて「青」と表現されていた。
緑色の野菜が「青」と呼ばれる理由
このような背景から、緑色の葉や草を「青い」と呼ぶ習慣が生まれた。
特に野菜や葉物を指す際には、「青菜」や「青野菜」という表現が一般的に使われていた。
さらに、「青菜に塩」などの表現にも見られるように、「青」は成長や新鮮さを連想させる色でもある。
緑の葉や野菜を「青い」と呼ぶことで、それが新鮮で生命力に溢れていることを示していた。
このような背景から、緑色の葉や草を「青い」と呼ぶ習慣が生まれた。
特に野菜や葉物を指す際には「青菜」や「青野菜」という表現が一般的に使われていました。
例えば、ほうれん草や小松菜のような緑色の野菜も「青物」と呼ばれることがあり、これは日本の言語や文化に深く根付いた習慣なんだとか。
現代でも続く「青」の表現
現代でも「青」という表現は、多くの場面で使われ続けている。
例えば、信号の緑色を「青信号」と呼びだり、緑色の交通標識を「青看板」と呼んだりするのも、かつては「青」 が緑色を含む広範な色として認識されていた名残となっている。
野菜についても、古いからの日本語の使い方が現代に受け継がれており、「青い」という表現が違和感なく使われ続けている。
日本語における色の認識と文化的な背景が重なり合っていることで、緑色の野菜を「青い」と呼ぶ独特の会話が、今も日常生活に溶け込んでいる。
まとめ
緑色の野菜を「青い」と表現するのは、日本の色彩に対して認識が歴史的に続いてきたから。
日本の色彩概念が、現代でも野菜の「青い」という表現に受け継がれているということだった。
野菜以外にも、信号機が代表的だよね。
子供の頃、混乱した記憶がある。
その時に、理由を聞いた記憶はあるが、大人になると、習慣を「なぜ?」と思わないので、改めて書いてみた。
食欲の秋、美味しいものを美味しくいただこう❣
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