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読了「彼女が天使でなくなる日」
めずらしくするするするっと1日で読んだ。
ツイッターで見た「夜泣き小屋」を思い出した
読み手が何を受け取るかは、
その人の経験であったり、
今置かれている状況によって違うと思う
わたしが今回読んでて
刺さったのは、
いつか自分のそばからいなくなるかもしれない、
という意味では誰もかれも一緒で、
だから執着してはいけない。
慣れてはいけない。
いなくなる可能性はある。
一緒にいられることは当たり前じゃない。
頭ではわかっていても、
そばにいると当たり前の風景になってしまう
そうじゃないんだよなって。
一緒に時間を重ねられることを
感謝しようって思った。
わいてくる感情は、
なるべく相手に伝えるようにしている。
気持ちのいい感情は伝えやすい。
「だいすきだよ」とか「ありがとう」とか。
こまめに伝えるようにしている。
マイナスな感情も伝える。
伝えるのがへたくそだから、
文字に書き起こして伝えることもする。
感情は、関係性において
重要な要素だと思っている。
伝えないと、伝わらないし
「察して!」は乱暴だ。
伝えて、相手がどう受け取るかは相手に任せる。
当然ながら、わたしが
どうこうできることではない。
感情をうまく言葉に表すって、案外難しい。
「腹が立った」とか
「悲しい」だとか、
短ければ短いほど、相手に想像することを
要求する。そして、自分の思っていることと
相手の想像の間に大きな齟齬が生まれる。
相手が寝ているであろう真夜中に、
メッセージをぽこんと送ることもある。
自分の感情を長く持ち続けない。
持ち続けて、いいことってあるのか。
モヤモヤして膿んで、
相手への不信感に繋がったりして。
相手も、自分も心地よく。
そのためにも、心地よい距離感って
あるよなぁって思った。
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