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猫#6

ピザ窯で焼く焼き芋が

めちゃくちゃ美味しい

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売れるレベル

焼き芋にはどの芋がいい?

と聞かれたら迷わず紅はるかと答える。

他の芋は試してないけど

これしか食べてないけど

焼き芋なら紅はるか


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風呂上りもやっぱり猫のちょび


ノラ猫だったちょび。


小さく痩せた子猫がちょこちょこ顔を見せるようになった。

口元の模様が
ちょび髭みたいだから

ちょびと呼んでいたのがそのまま名前になった。

はじめは少し離れた所からこちらの様子を伺っていたのだけど、だんだんと距離が近づく。

洗濯ものを干していると足に擦り寄り、甘噛みまでしてくるようになった。

ちょっと痛い。
慣れるとすぐにやらなくなったから、
甘噛みして、試していたのかなと思っているのだけど。

父は反対していたけど、私と母と退院して実家にいた妹は我が家の子になったらいいなと思っていた。

そのうち手からごはんも食べるようになった。

少し前に亡くなった犬のムギがいたキッチンとベランダの間の部屋で眠るようになった。
警戒せずに撫でさせてくれるようになり、家の中に入りたがるようになって、ワクチンと避妊手術を受け、晴れて我が家の一員となった。
母が動物病院に連れて行くと3歳だと言われ驚いた。

立派な大人だ。

避妊手術を受けた日は少し元気がなかったけれど、仰向けで無防備に寝るちょびは本当にノラだったのか。
猫は警戒心が強いイメージがあったけど、

あっという間に慣れて、お腹を出して眠り、甘えてくる。猫ってこんなに可愛かったのか。


今まで、犬派猫派という話になると自信を持って犬派だと答えていたけど、

もはや犬派猫派とはなんだろう。
今となってはなんの話なのかさっぱりわからない。
猫を知らなかっただけだ。

ちょびは反対していたはずの父の膝に丸まってくつろいでいる。




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