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生涯現役をめざす

母方の祖母は現在85歳。

背筋はほぼ曲がっておらずシャキシャキ歩き、畑もしていてとても元気です。
昔から和裁や洋裁の仕事をしており、80過ぎてからも幼稚園の制服制作の依頼があって型紙からおこして作ったと聞いてとても驚きました。

私が幼いころ遊んでもらった記憶はなく、そばで仕事を見ていたり、洋服やかばんを作ってもらったり、祖母は働いているイメージが強かったです。

そんな祖母をみて育ったこともあり、手に職があることや、おばあちゃんになっても働けることに憧れていました。また、母が若くして結婚し出産をしており、40代の頃に「私の人生なんなんだろう」と言っていたことも憧れの気持ちを強めました。

子どもの前で、「私の人生なんだろう」と将来言いたくない。
(祖父母と三世代同居で、田舎ということもあり、家事育児全部背負ってパートもしていて多忙すぎたのが母の発言に繋がったのだと思います。)

高校を卒業してやりたいことを仕事にしたつもりでしたが、いろいろとあって退職。やりたいこともなく、定職に就かず過ごしていたことがありました。それが23歳の頃。さすがに毎日ぼーっとしているわけにはいかず、スポーツジムでアルバイトをしていました。

そこではエアロビクスやヨガなどのスタジオプログラムがあり、社員さんやアルバイトの学生さん以外に、フリーの方もインストラクターをされていました。その生き生きした姿を見て、フリーで仕事をするのも素敵だなと感じました。

やりたいことがないのなら、社会に求められる仕事はどうか。そう考えるようになり、介護の仕事に興味を持つようになりました。ホームヘルパーをしながらインストラクターもできて、手に職をつけて働けるようになるかもしれない、と。

それから、ジムでバイトをしながらホームペルパー2級の資格を取得しました。さて仕事を探すぞとなった時に、ホームヘルパーよりも施設の求人が多く、インストラクターをやるにしてもそもそも運動経験がなく自信がなかったので、介護一本でいくことにしました。

そこから7年間、特別養護老人ホームで働きました。その間に介護福祉士も取得。結婚を機に退職。変則勤務で夜勤もあり、時間外労働も多かったので、家のことと両立できる自信がなかったのが理由です。

結婚後は製造業、産後は事務職と、家事や育児と両立できるかどうかを重視して仕事を選んできました。

そして今年に入ったあたりから、おばあちゃんになっても続けられる仕事、つまり生涯現役で働ける仕事を見つけたいという思いが再び出てきました。

ずっと心のどこかにはあったのですが、生活に追われてきちんと向き合ってなかったというのが正しいのかもしれません。

そんな時に出逢った本が、尾石晴さんの『40歳の壁をスルッと超える人生戦略』という一冊です。


「40歳の壁」ってパワーワードすぎませんか。
ジャケ買いしてしまいました。

その中に出てくる「自分業」という言葉に、そうそうこれこれ!と。人生100年時代といわれる今、定年を迎えない生涯現役で働ける仕事=「自分業」を見つけたい。

老後はそれまで蓄えていたお金を使って生活するとイメージしていましたが、我々世代はどうやら100歳まで生きることになるらしく、そうなると仮に65歳が定年とすると、老後35年もあります。

少し前に老後2000万円問題がニュースになった時には、その大きすぎる額にビビってしまいましたが、果たしてその2000万円で足りるのか。

現役時代に蓄えた貯金がただただ減っていくのはきっと不安だと思います。
もしも毎月仮に5万円の収入があれば、貯金が減っていったとしても不安が軽減される気がしませんか。

やはり自分業見つけたい。ちなみに現在事務職なのですが、おそらく今の職場でしか使えないスキルしか身についていないと感じています。初めてのデスクワークで、初歩的なパソコン操作はできるようになりましたが。

今自分が持っているスキルってなんだろう。
そしてさらにその中で、今後も社会に必要とされるものはなんだろう。

そう考えた時、まず頭に浮かんだのが介護のお仕事。

介護施設で7年働いて、辞めてからもうすぐ7年経ちます。
当時は変則勤務で夜勤もあり残業も多く、夜勤明けでそのまま24時間職場にいましたなんてこともザラだったので、独身だからこそできたのだと思います。
(ちなみにサービス残業でした。超ブラック!)

今は子どもが小さいので当時のような働き方はできませんが、デイサービスやヘルパーで経験を積んで、例えばケアマネジャーの資格をとって、デスクワークもしながら年を重ねても体に負担をかけずに働くとか、若手に教える仕事に就くとか、おそらく食べれなくならないかなと考えています。

それとインストラクター。これはもう経験がないので夢のまた夢のお話になりますが、20代前半の頃にヨガに数年通っていて、それが楽しくて、前述したインストラクターさんに憧れていた頃にも、ヨガインストラクターになりたいという思いがありました。
(その後、介護の仕事についてから通う余裕がなくなり辞めてしまったのですが)

産後に何度かヨガスタジオに通いましたが、仕事を始めてから時間があわず足が遠のいてしまっていたので、尾石晴さんのオンラインヨガに登録しました。来月から参加できます。楽しみ。

今回は迷えるアラフォーのお話をさせていただきました。
まだまだ人生前半戦。充実した後半戦へ向けて模索中であります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
それではまたー!

#40歳の壁 #尾石晴 さん #生涯現役
#アラフォー #子育て #介護 #ヨガ
#みいる

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