人生100年時代、元気に生き抜くために
以前、85歳の母方の祖母が現在も仕事をしながら元気に暮らしていることを書いたことがあります。
その時の記事はこちら。
父方の祖父母や母方の祖父はすでに他界しております。
父方の祖父母は一緒に暮らしており、3世代同居でした。実家は農家で、祖父母の世代は専業農家。
一緒に暮らしていたこともあり、じいちゃんばあちゃんっ子でした。
祖父がメインで田んぼをしていたのですが、オフシーズンにはスーパーの精肉コーナーで働いたり、庭木の剪定の仕事をしていました。
そんな祖父は田んぼで亡くなりました。
倒れているところを近所の方が見つけてくださり、その時にはもう…という状態でした。
その日の朝、いつも通り顔を合わせて、いつも通りの祖父だったので、まさかこの日に亡くなるとは夢にも思っていませんでした。
生涯現役をめざす。
つまり、死ぬまで働きたいと思っている私。
祖父はまさしく死ぬまで働いてたお手本です。
子どもの頃から母方の祖母の生き方に憧れていましたが、こんな近くにもう一人お手本がいたのが盲点でした。
存在が近すぎたということで許してください。じいちゃんごめん。
私が生涯現役をめざす理由に、要介護状態にならずにいたいという思いがあります。
以前、介護施設で7年間勤務したことがあり、入所されているたくさんの高齢者をみてきました。
入所するということは介護が必要な状態、つまり要介護状態です。
要介護になったら、よほどのことがない限り向上することは難しいのが現実です。現状維持すら難しい。
介護施設で勤務していた中で、入所後に生活レベルが向上した方はお一人だけでした。
その方は認知症にはなっておらず、施設での生活に慣れるうちに意欲が湧いてきたようで、ご本人の多大なる日々の努力があったからこそでした。
現実的には、要介護状態にならないように予防することが大切と思っています。
死ぬまで自分の足で歩きたいし、口から食べたいし、笑って過ごしたい。そして、認知症にならず、「自分」として生きていきたい。
そのためには、現役で働き続けることが必要です。
働くというのは、収入を得るという意味だけでなく、家のこと(家事)をすることも含みます。
生活を営むためにはお金は必要になってきます。老後資金として貯めておいたとしても、それを崩していくだけだときっと不安になると予想されます。
少しずつでも収入があると精神的にも安定するのではないか、というのが生涯現役をめざしたい思いに繋がっています。
どんな仕事で生涯現役でいるかはいまだ模索中です。アラフォー、まだしばらくもがきそうです。
それではまたー!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?