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コーチは今すぐやめよう!マインドフルになれない習慣5つ
こんにちは。コーチのデイビスみなこです。
前回の投稿で、コーチはマインドフルネスのスキルが必要だというお話をしました。
マインドフルネスとは、不安や思考を取払い、「今この瞬間」に集中する精神状態をつくること。
コーチはコーチング中に、自分のエゴや余計な思考を手放し、クライアントに全神経を集中することが必要であり、セッションでそれを実践するためには、日頃の習慣が影響するという内容が前回の記事です。
今日は、マインドフルネスのスキルを磨くために、今すぐやめた方がいい習慣5つをご説明していきます。
音声で聴きたい方はこちら↓
マインドフルネスになれない習慣5つ
1、ながら作業
ながら作業は、一度に複数のことがこなせるので、生産性は高いかもしれませんが、どれも中途半端になってしまうというのは事実です。
例えば、以前の私は、子供の様子を横目で見ながら、料理をしながら、ノートPCで動画講座を視聴しながら、そこで得た学びをメモに取る…なんてマルチタスクを日常的に行なっていました。
すると料理はそこそこの味、講座の内容も吸収しきれない、メモは殴り書きだし、ノートには料理の油が飛ぶ、さらに子供に話しかけられてイライラというように、とても残念な結果となってしまうわけです。
こんな状態が、たまにあるという程度ならいいと思います。
時には、決められた時間内に複数のことを完了せねばならないことだってあるでしょう。
しかし当時の私のように、ながら作業が習慣になっている人は要注意。
常にマルチタスクをしなければいけないという焦燥感が生まれやすく、一つのことに集中しようとすると罪悪感すら覚えるようになります。
さらに「自分は忙しい」という思い込みを潜在意識に刷り込んでしまい、いつも時間に追われ、何をするにもせかせか落ち着かないという精神状態も生みやすいです。
また、言うまでもありませんが、食事中にスマホやテレビを見る「ながら食べ」も控えましょう。
ながら食べは、噛む回数が大幅に減り消化にも悪いため、美容・健康面でも悪影響となります。
ながら作業、ながら食べ、はどうしても必要な時だけにとどめ、一つのことをじっくり集中することのメリットと喜びを重視するようにしましょう。
2、常に情報を得ている
私たちは、普通に生活しているだけで、常に情報が目に飛び込んでくる時代に生きていきます。
スマホやテレビ、広告などメディアを通し、ひっきりなしに情報を得ていると、人はどうなるでしょうか。
気づかないうちに、脳は疲労し、それが倦怠感や集中力の低下を引き起こしてしまうのです。
情報入手はキリがないし中毒性があるため、限度を設けメリハリをつけることが、この時代を健全に生きるためのコツです。
情報入手の時間を作るのと同じように、情報を遮断する時間も意識的に設けましょう。
3、いつも時間を気にしている
常に時間に追われて焦っている人は、先の事ばかり考えて気が休まることがありません。
時間通りにタスクをこなすことが生活の優先事項になっている人は、「今楽しむ」ことを二の次にしてしまいがちです。
そうして、気がつけばまた一週間過ぎてしまった、というように、時間だけがどんどん過ぎて、中身が全然感じられないという状態に陥りやすいのです。
そんな方は、あえてルーティーンを崩したり、やるべきことを手放したりして、楽しいことをするのがおすすめ。
「絶対やらないといけない」と思っていることの大半は、実はやらなくてもさほど問題が無かったりするものです。
時には、家事を全部放り投げて、デリバリーのピザを食べながら家族で映画鑑賞、なんて時間も、今を感じるためには必要です。
4、人の話を聞かない
クライアントの話はゆっくり聞けても、プライベートとなると人の話を聞く辛抱が持てないという人は少なくないと思います。
かくいう私も、そのうちの一人。
忙しい時に夫や子供に話しかけられても、大して耳を傾けようともせず、「へー」などと冷めた返事をしてしまうことが多くて反省しています。
しかし「話を聞く」と言うのは、言うまでもありませんが、最も大切なコミュニケーションであり、それを態度で示すことが、良好な関係性を築くためには必須。
「あなたは私にとってとても大切な人ですよ」と、相手に伝わるように話を聞けることが、信頼できるコーチとしての人間性を育てるためにも大きな鍵となるでしょう。
5、現状に不満を感じ、先のことばかり考えている
将来の不安など、先のことばかりあれこれ考えている人は、今を楽しむことができません。
例えるなら「鼻先のにんじんを追いかける馬」。
いつも意識が先に向いていて、心休まる時がないのです。
そんな方は、「今」に意識を向け、立ち止まることが大切。
今得られているもの、今この瞬間目の前にあるものに集中してみましょう。
人、環境、家、物、食べ物、健康、命、どんな人でも感謝すべきものはたくさんあるはずです。
これまで自分はどれだけ恵まれてきたか、どれだけ支えられてきたか、感謝できることに意識を向け、今を祝福する気持ちで毎日を過ごしましょう。
まとめ
マインドフルネスになれない習慣5つ
1、ながら作業
2、常に情報を得ている
3、いつも時間を気にしている
4、人の話を聞かない
5、現状に不満を感じ、先のことばかり考えている
本日は以上となります。
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これからもお役にたてるような情報を発信していきますので、次の記事も楽しみにしてください。
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デイビスみなこ
NBHWC(全米ヘルス・ウェルネスコーチング協会)認定コーチ
ヘルスコーチになるという夢を持ったことをきっかけに人生が好転。
女性の心身を健康にするサポートをさせていただくことに情熱を感じ、コーチとして活動中。
Instagram:https://www.instagram.com/healthcoachmina/