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ニコラス・スパークスの小説

今回は、久々に洋書について書こうと思います。ニコラス・スパークスの小説についてです。

ニコラス・スパークスさんは、とても有名な米国出身の作家で、多くの彼の作品が映像化されています。

有名どころといえば、『きみに読む物語』(原題: The Notebook) でしょう。
これは、とてもヒットし多くの人が鑑賞しました。

なので、映画好きな私もうっすらとは彼の名前は見聞きしていた。

けれど、正直海外で暮らす前はそこまで彼の作品を読もうかなと思った事はありませんでした。
あんまり恋愛ものとかは、私の好みじゃないのが今までに多い為です。

私は読書もかなり好きなので、色々な国の人にどんな本がおすすめか聞きました。
すると、このニコラス・スパークスさんの名前が話題で登場する事は珍しくなかった。
流石の私でも読んでみようかなという気になり、本屋さんで手にとってみました。

完全な恋愛ものだとガッカリしちゃうといけないので、裏表紙に記載してあるちょっとしたあらすじを読み選びました。

それは、『セイフ ヘイヴン』(Safe Haven)という小説。少しミステリー要素が入っているので手に取り購入。

読んで、彼が売れっ子作家の理由がかなり分かりました。すごく読みやすくてビックリ!!
あんまり難しい語句は使っていないのだけれど、表現で引き込む感じというか……

あっという間に没頭して読み終わった。

好みかと聞かれればやはり違うのだけど、起承転結の書き方が巧みで、表現も上手。メリハリ良く色々な事が起こり飽きない書き方が繰り広げられていた。

気づいたら作品の中に入り、手に汗を握っていた。

さすが売れっ子!!!と思い
好きな人が多い理由がわかりました。

読んでいる最中に、もしかして頭に状況が描写されるような書き方を狙って工夫し書いているのかなと思えたりもした。

要するに、かなり映像化作品向きの作家かなと。

調べてみると良いかもしれないけれど、ニコラス・スパークス原作の映像化作品は数多い。

私が読んだ『セイフ ヘイヴン』(Safe Haven)も映画化されていて、読んだ後、試しに観てみたのですが、上手く言語化できないけど、ああなるほど!読んだ人と観た人のツボを押さえてて裏切らないな…とある意味かなり感心しました。

ただ感想としては、小説の方が倍以上良い。
なので、そちらの売り上げにもかなり貢献する映像化と思うし、読んだ人もそこまで落胆しない。

ニコラス・スパークスは売れっ子だけあり、それだけうまい展開で誰でも読みやすく執筆する能力が高い作家で、とてもすごいと素直に思いました。

英語学習者で洋書のハードルが高いという人は、ニコラス・スパークス作品を映像とセットにして堪能してみるのも良いような気がします。

洋書についてもまとめています。

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