ブランドから連想するもの
ブランドと聞くと、何を連想するでしょうか?
例えば、Gucci(グッチ)、Louis Vitton(ルイ・ヴィトン)、CHANEL(シャネル)などなどの高級ブランド品が思い浮かぶ人もいるとは思います。
だけどね、こうやってカタカナで覚えている事による弊害があります。
なぜかって、brand とbland では大きくちがうからです。
ブランド品と英語で言おうとして、
もしも brand goods, bland goods が区別できていないとしたらめちゃくちゃおかしな事になります。
因みに、日本人が何も考えずブランドなんて言ったらbland になりやすい。
blandの意味は、
“特に特徴も個性もないから面白くない”という意味で、無理やり簡単に日本語にすると“取るに足りない”というニュアンスの意になる。
ブランド=高級とかいうイメージだと、ここまで思い描けれないですよね。
英語っぽく見えるカタカナが氾濫している問題点はこういったところです。
じゃあ、brandと頑張って正しく発音できるようにすればいいのか?!
そう思う人もいるかなと…。
そして、brand goods と完璧に正しく発音したとします。
そこで、brand の意味を見てみましょう!
“ある名前の元、特定の会社により製造された製品の種類” の意味です。
まあ、簡単に言っちゃえば商標のことですね。
だから、
bland goods だろうが
brand goods と言おうが、
ネーティブスピーカーからすれば、
“は!?こいつ何言ってんの!?!?”
となってしまう可能性が高いんですよね…。
ブランドから連想するのは、ただの一つの例。
単語を正確に覚えないとこんなにも変な事になってしまうそういう事です。
そして、厄介な事にカタカナ語と英語の意が異なるものは多い。だからこそ、暗記に頼ってしまうと知らず知らずに誤用してしまう可能性がある。
じゃあ、どうすればいいのか…。
それは目の前にあるものを説明する癖をつける事。例えば、ブランド品と言おうとして、それをすぐに英語に変換しない事です。
ブランド品を連想するそして説明する。
そういう事です。
ブランド品は、高級品ですよね。特別感があり価格が高いからです。
なぜ価格が高いのでしょうか?
それは、デザイナーが特別に手をかけていたり貴重な材料が使ってあったり、生産方法が大量に作られるものとは異なっているからです。
なんらかの付加価値がついてるんですよ。ファストファッションに比べて…
そして、そんなものでもブランドと呼んでしまうんです。英語の意味に沿うと。
だからブランド品と簡単に言わず、描写しましょう。そういう事。
高級感がある品だったら、
laxury goods
デザイナーが手がけた製品
designer goods
希少な材料を使った製品
goods made of/ from valuable material
といった感じに、ちゃんと連想してそれを口に出しましょうという話です。
そういった意味でも、英語はすごくはっきり物事を描写する言語なんです。だから、わかりやすくて便利だから世界中で使われている言語。
ブランドは一つの例だけど、英語を使いこなせるようになるには、ただ暗記するのではなくこういう思考方法の癖をつける事も非常に大事です。
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英単語についてもいろいろ!