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食文化を外国人と語り分かる感覚の違い

今日、午前中にTwitterを流し見していたら気になる投稿を見つけました。投稿主はパッと見た感じアメリカ在住の日本人でした。

私はこれに反応せざるおえませんでした。

彼女は、日本にある食文化について驚いた外国人に尋ねられた事があって、それにどう返答したら良いか「ご教示」という丁寧な言葉を使いTwitterランドの住人達に尋ねていた。

簡単に、まとめると

「日本人って、鯨食べるの!?」

と彼女は聞かれたとの事です。

それに対して“まともにぶつかる”よりは、”上手い切り返し”をしたいとの話でした。

私はとてもこの部分が気になりました。だから、喧嘩をけしかけられたのかな?と思い尋ねたけど返答はなしです。

外国人と日本人の食に対する感覚は全く違うものもあれば被る部分もあります。

それは、私がオーストラリアで暮らした経験から分かった事。

食べ物の好き嫌いとか、これ食べたらキモいなあとか思うのって感覚の部分なんです。だから、主観が入るので正解はないんです。

それにね、その主観とやらにちゃんとした理屈がある人もいるんですよ。聞いてみなけりゃ分かんないんです。

だからね。

「日本人って、鯨食べるの!?」の返事は、

「食べる人も食べない人もいるよ。なんでそんな事聞くの?」

と相手に聞いてみなければ、どんな気持ちから生じる意図でそれをたずねてきたのか分からないなぁと思うんです。

どうして最初から、“日本の食文化”“否定”されたと感じ取り攻撃されたと思う必要があるのでしょう?

それに別に鯨を食べるのが信じられないとかキモいと思ったって好みの問題だから自由なんですよ。

切り返す必要性などない

何かを食べる事が自分の主観に合わなければ、またはそれに理由があれば、この人は何で自分が食いたくもねーのにこれが好きなんだろうと思うし、キモいから食いたくないと思う。

でもそれが

どうして食文化を否定されたと拡大解釈できるのか?

被害妄想が過ぎます。。

鯨について聞いてきたのが外国人だからでしょうか?

日本人が「えっ!あなた鯨食べるの!」と言ったら攻撃されたと感じるんでしょうか?

いや、もっと大きく考えてみよう。相手が宇宙人だったらどうでしょうか?

「?^?;%何このデカいの。我々の星にあるのと違う。オエー;},?*?^,|?‘“^<,<”“+”%#」

と言ったらその生命体を処分しようと思いますか?

そういう事です。

私は日本で産まれて育った日本人ですが、朝ご飯に納豆とご飯を食べるのは嫌いです。これには、私なりの理由もちゃんとある。

因みに、海外暮らしが長過ぎたせいで味噌汁が辛過ぎて飲めなくなりました。喉がめっちゃ渇いてしまうんです 苦笑。

これだけで、それらが好きな人から切り返そうと思われたり敵認定されたらたまったもんじゃないし悲しいですね。そういうのは嫌です。

だから私は、食の好みが違う人や食文化を異様に思う人とは逆に話して意見交換してみたいんです。

今までそういう経験を私はしてきました。相手が日本の食べ物について“何これ”と感じたずねてきた事(ひょっとして偏見の可能性もあるんだけど)は何度もあります。

彼らの立場になり理由を聞いてみると、なるほどね!と思う彼らなりの理由がある。

嫌がらせの可能性もあるんだけど、それって聞かなきゃ分かんないでしょうが!それ聞いてみるのも学びでしょうが!そう思いますよ。

感覚の違いを知る事で、あー、だからそういう風に感じたんだとか分かって楽しい事もあった。

そして意外な共通項が見つかる事もあります。日本ではあり得ない、日本料理のアレンジを知った事もあった。すごく楽しい会話です。

お互いの意見を交換するのも楽しいコミュニケーションの醍醐味。勝ち負けを決める気持ちでいるって変すぎますよね。すごく。。

他の国に住んだり、外国人と話す機会があったらそんな気持ちでいた方が余程楽しいと私は考えます。

じゃあ、外国じゃない話をしてみよう!

因みに私はビーガンになるのとかマジ無理です。

仲良くなった子がビーガンだったら少しショック受けますね。

何でかって?

肉好きだから旨さを一緒に味わえなくなったら悲しいからです。

ただなってしまったら理由聞きたいと思いますよね。私には理解できないからが理由。なんでなのか、知りたいと思います。

別に敵ではないですし、ちょっと食べてみるのはいいと思います。

ただ絶対ならねーからな!肉食わせろよ!って感じです 笑

逆に相手が私をビーガンにしようとしたり、熱狂的タイプや支持者と分かったとします。だけど私はその気持ちは尊重したいです。

肉食わないやつよりも肉食うこっちが正解!この態度が正義!みたいに思う奴やそんな空気出す奴は最悪と思います。

正解なんてその人によって違う場合も多いから、少しは相手の立場に立ち考えようと思いますよ。

食文化を外国人と語り合うのはとても楽しい。そして、相手と対話する練習にもなる。感覚の違いを知る事って面白い事ですよ。

外国語である英語を使う事でそんな良い側面もあります。自分の将来のレシピに活かせるかも知れないだろって!

すぐに対抗勢力みたいに思うのは不思議なんです。

対話ってなんだろうなあと、Twitter見てておもった出来事でした。

色んな発見あって面白いです。思考の練習になります!

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