外国人への接し方
私が外国人への接し方で気をつけている事を、今回は書いていく。
それは、日本で外国から来たであろう人を見かけた時だ。
大体の人が、周りと少し格好や見た目が違うみたいなただの感覚で外国人かどうか見極めているような気がするのだが、私はそういう事はもうやめている。
私は外国人かどうか見分けるのはそもそもかなり難しいような気がした事が最初のきっかけだ。
特に、都市圏や観光客が行きそうな場所などでは私自身日本人なのだけど度々外国人と間違えられ、なぜか英語で話しかけられる機会が増えている。
何故なのかは、さっぱり不明で理由もはっきりとは分からないのだが……
多分だけど、私はそんなに頻繁に洋服を買い替える訳ではなく物持ちが良い人で、尚且つ着やすい格好をしているためもあるのかなと思う。
もう何十年もファッション誌すら読んでいないから、流行の格好やメイクをしている訳でもない。
しかも、オーストラリア滞在中に買った服は私にとても合っていて着心地が良くまだ着ている。
帰国後買ったカジュアルな服は、記念で買ったTシャツやパーカーくらいしかないので、それらをジーパンなどと合わしているのも外国人に見える原因かなという気もする。
そうして私を外国人と判断する店員などは、なぜか少しオドオドした雰囲気で英語で話しかけてくる。
いちいち「日本人です!」と宣言するのも、本当に外国人がいるので(仲間と来てれば日本語で話していないので分かる)何だか変な感じだ。
それなので、わざわざ訂正せずずっと英語で応答をしているのだけど、なんだか違和感は強い。
外国人の基準ってどうやって分かるのだろうか?
顔立ちが違っても国籍が日本とか、片方の親が日本人とか、もうそういう人も多い場所はあるだろうとも思うし。
しかも、ここは日本なのにすごく曖昧な判断基準で、この人は外国人だろうと英語で話しかけるのは違和感が強い。
日本は日本語を話す国が基本だ。
しかも、向こうが英語で話しかけてきた訳でもないのに、英語にしなければと思う人がいる。
それに加えて、英語圏の人かも分からないのに英語が通じると思い込む人もいる。
謎すぎて違和感がある。
しかも、外国人に見えたとしても日本在住歴が長い人かもしれないし、西洋系の見た目でも何も英語圏の人である保証などない。
白人系でも英語が下手な人など、私は沢山会ってきたし、まあブルーカラーで働いている人なんかは南米系なんかも多いはずだ。
私が昔働いていた職場には南米系の人もいて、そんな言語も表示していたし、それにそもそも長期滞在の人らは、地域に馴染もうと努力し日本語がすごく流暢だった記憶もある。
だから、思考停止で外国人ぽいと何となく思っただけで直ぐに英語で話すのは何だか変な事と思った方が良い気がする。
観光客かどうかも、どうやって見分けがつくのだろう。
住んでいる人が休みにお出かけだってある訳だし、私のように謎に間違えられる人もいるし 笑
私は外国人とか関わらず、まずは日本語で話す事を心がけている。
そうして、あまり日本語が通じなかったらどうしてその場所にいるか雑談などで聞き出すようにする。それで、どの程度言語が出来るか判断がつくためだ。
その後にようやく、英語は分かりますか?と尋ねるかすごく分かりやすい簡易な英語で話し反応を見る。
日本語に普段から慣れ親しんでいない観光客だったら、正直英語より日本語の方が相当難しい言語の気もするのが理由から英語をまずは試してみる。
まあそれでも無理な場合だって、想定しなけりゃ変でダメだろなとは思う。
ちょっと雰囲気が周りと違う程度で、何も考えずすぐに英語が頭に浮かぶ人は少し変な事をしていると思った方が良い気もした。
私が住んでいたオーストラリアは、英語圏だ。だから、当たり前に周りは共通言語が英語だった。
けれど、多民族国家だし、すぐに外国人と判断し対応を変えるなどということをする人にはあんまり会った事はなかった。
平等に英語で誰にでも話しかける。それ以外の対応をしている人は、逆に危ない変な人が多かった。
どういう事かというと、私がアジア系の見た目なだけで、やけにゆっくり子供に喋るような感じで話したり、「もしかして、日本人ですか?」とか聞いてくる人には碌な人は殆どいなかった。
地元に住んでいる華僑系のオーストラリア人がなぜか私がアジア系だけで中国人と謎に判断し、謎に中国語で話しかけてきた経験から感じた違和感も思い出す。
外国人だと謎に判断し、しかも謎基準で英語で話す日本人と少し似た感じがするなと思えなくもない。
まずは誰でも日本語で話し、それで難しかったら外国人の可能性を考える。
そうして、英語で話すかどうか対応を決めるのが良いんだろうと思うのだが…
ちょっと違和感があるなと思う時が多々あるので、書きました。