日本の映画が人気みたいだ
最近、日本の映画が英語圏で人気みたいだ。
特に、ゴジラ−1.0 と君たちはどう生きるかが最近映画好きから注目されている。
ゴジラに至っては、今までにリメイクがされる程度には注目度が高い。モンスターものとしても好まれる雰囲気。
けれど、ここまで賞賛されることはなかったはずだ…
私はあんまりゴジラ系は観ないのだが、オーストラリアの図書館に置いてあったからよっぽど好きな人が多いのかなと興味あって借りDVDで観た。
地元の人もそこまではという感じだったのを後から知り、内容もそんなに印象深くなかったのでなるほどモンスターものが好きな人がちょっと観たのかなという感じ。
けれども、今回のゴジラ−1.0の熱量はかなり高いようだ。
今、日本人はそこまで戦争に対する実感がないだろうが。英語圏の人間にとっては違う感覚だ。
そのためだろう。観た人のレビューは、モンスター(ゴジラ)の事だけじゃない。主に戦争の描写についてをいう人も多い印象だった。
戦争映画として観ているのだろう。
有事を想像するのだろうか…
ちょっと劇場で観る機会が取れるかは不明だけど、もし出来たら観たいなと思う。
一方で、君たちはどう生きるかはどうか?
これに関しては、海外では初登場1位を記録する地域もあり映画賞も受賞している。
かなり評価が高い。
国内では、感想は賛否両論でたまに悪口言ってる人さえいる。
多分だけど、そういう人は観ていないか宮崎駿さんが描きたかったものが良く理解できていないに尽きる。
まあ好みじゃないのはしょうがないが、悪口まではよく分からないので…
私はあの映画大好きだから、意味不明とかつまらないとか観る気しないとか言う人を見つけるとそんなにいい気分がしなかった。
劇場で、涙が出てきて止まらなくなるくらい感動したし。あれほどまでに訴えかけてくるものはなかった。
だから、外国で評価する人が多くて心から嬉しく思う。
冷静に考えると、ジブリだから日本ぽさはあるけど、欧州とかのアートフィルムに分類されるものにちょっと似ている気もする。
ウケる要素も多いし、あとは単純に時代背景も興味深いだろうなと…
日本のものとはいえ、外国人にウケるものは案外多いなと改めて思う。
日本は島国で、本来はいろんな国の文化が入り混じってきた歴史があるはず。
それなので、日本人が外国人ウケを特に狙わなかったとしても響くものがあるのは当然とも言える。
外国人と話すには、日本の事もよく知ってた方がいいは半分正解だろう…
日本という場所は、結構他の国から観察するとものすごく変わった国だ。
海外での話題や人気と全く逆のものが人気とかそういう事も意外と多い。
外国人と話せない場合、語学力じゃなくて、単に周りとズレているはあり得る……。
人気がない場合は、その理由もちゃんとあるのだが、それさえサッパリ知らずに興味もないとなれば、語れない。意見交換で盛り上がるとかも難しくなる。
英語圏はエンタメを選ぶのでさえ、かなり気にしている人も多い。ブランドや出演者で観たいものを決める感覚は日本人ほどないのです。
日本の映画が最近人気みたいだ。
ゴジラ−1.0 と 君たちはどう生きるかの現象はとても興味深い。
海外の人のレビューを読んでみたり聞いてみたりすると、新しい発見があるかもしれません。