Loki で分かること。
ディズニープラスで、あのマーベルのドラマシリーズ『Loki(ロキ)』シーズン2が始まりました。
私は、このLokiというキャラ。映画に登場する時から好きでした。いちおは悪役という設定になってるけど、まあ憎めないとこもあります。
そんなLokiですが、このキャラから分かることは多いです。彼は、北欧神話の一員なのです。
英語圏の人に、この北欧神話はとても身近。
そんな神話の中の神様として有名で割とファンも多い。だからこそ単独なドラマを作ろうとなったのでしょう。
このLokiという神様。二元論ではない、北欧神話の特徴がとても良く現れていて、掴みどころがないのがポイント。
己の姿を自由自在に変えますし、時として他者も変える力さえある。
なんだよ!騙しやがって!こいつ嘘つきだ!
という気分にもなり、やれ捕まえようとすると、
あれれなんか違ったか……!?
みたいな身のこなしです。
役割としては、トリックスター。
規格外で、まあ捉えどころなし!
そして、決して二元論で語れない相反する2つの性質を常に兼ね備えるピエロでもある訳です。
かなり短くまとめると、
悪い奴(?)と思いきや、あれ(!?)意外といいお方なのか!?
みたいな感じに振り回します 笑。
そして、もしかしたらこれも捉え所がない道化師のようなLokiにピッタリなのですが、なんでこの言葉になったのかも良くわかってないのです。
巷では、炎かもしれないとも言われているが元を正せばものづくりのような素朴なことをしていたのではとも言われている…。
そして、それがドイツ語につながっている。lukではないかの噂も絶えない。それが英語に繋がるloopになってるので、やっぱり北欧神話の影響が英語にも現れている。
英語の語源にさえ繋がるのではないかと考えられる痕跡がこのLoki という文字並びでも想像できます。面白いことだなぁと…
決して掴みどころのないLoki という神様が、他の神様と交わり合うストーリーが北欧神話で繰り広げられる。
それは、「絶対」の正義はないということを教えてくれます。
英語という世界で使われている言語のひとつが、二元論でない宇宙樹をベースとした北欧神話の中から誕生したのではないかと思える痕跡があるのはとても興味深い。
英語圏の人に馴染みの深い北欧神話は、面白いしそれでいて色んな発見があります。
Loki で分かることも多いです!
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北欧神話の世界樹について。