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多様なアクセントを聞く!

皆さん、学校ではどんな英語を習い勉強してきましたか?

私の学生時代は、ずっとアメリカ英語を習ってきました。それに加えて、アメリカは映画やドラマをたくさん輸出している国です。
私もそんなのを鑑賞するのが好きなので、自然とアメリカ英語は聴き慣れていた。
現に、初めてNYに旅行に行った時も耳が良い私は困らなかったくらいです。

しかし、英語はなにもアメリカ人だけが話す言語ではありません。文法も単純なので広まりやすかったのか世界中で英語は使われています。

だから、アメリカ人の“標準アクセント”だけが英語の聞こえ方ではないんです。

多様なアクセントの英語を聞き慣れる!
そして、文脈や雰囲気からちゃんと意味を取る。そして知ったかぶりしない!

それこそが英語を話す上でとても重要。
これは私自身が経験して感じた事です。どうしても、よく聞こえるアクセントのものが聞き取りやすいのが人間ですからね。

最初、オーストラリアに着いて私は驚愕しました。ABCニュース(オーストラリアの公共放送局のニュース)や、民放のスポーツキャスターのレポートが時として内容が分からない。そんな経験をしたからです。

私の聞き取り能力は、この程度なのかと思いましたが相変わらず映画なんかは字幕なしでも理解できる。おかしいなと…。
それをホストマザーや英語学校の先生に相談したら、自分達も慣れるまではそうだったよ、との事。

オーストラリアの方言や、アクセントが慣れる毎に分かるようになったとの事でした。
なるほど、私はおんなじような音に慣れてただけだったんだなと、、

冷静になり街中で耳を澄ますと、オージーアクセント以外にも沢山いろんなアクセントで話す人がいます。

オフィス街ではいろんなナショナリティの人達がお昼休みにみんなでランチをしている。みんな英語が流暢で、ネーティブスピーカーです。
時折お互いに“Pardon?”や“Sorry?”と言って聞き直したり“What does 〇〇 mean?”と意味を尋ねたりし合う人達がいます。
そして、あなたどこの出身だっけ?とか尋ね合う人たちも、、

なるほど!みんな色んなアクセントに慣れながら適応したんだな!

と私はすぐにわかりました。

それから、なるべく発音は聞き取りやすいように心がけようそう決めたんです。相手への気遣いです。
そして、相手の言ってる事がよく分からなければちゃんと背景や文脈から判断して理解するように努力する。分からなければ尋ねるをしよう!そう決めた。

自分の聞き慣れていない音は、わからなくて当たり前。ネーティブスピーカーもそうだからです。

街を歩いたり、お店に入ったりすれば雑談を気軽にしてくる人が沢山います。楽しんで聞き慣れていこう。そう決めました。
そして、心を閉ざさず多様なアクセントを聞く!そうすれば色んな国の人と話せるんだと言い聞かせました。

これは、正直ネーティブスピーカーでも実践しない人はいます。英国人にほんと多いです。しかし、そういう人は自分の出身地域の人との会話しかできない。自然とそうなっています。自ら慣れる気持ちを閉ざしているから……。
そして視野が狭くなっている。そういう人にはなりたくないなと私は思いました。

オーストラリアは非常に色んな国ルーツの人がいる多民族国家。私はそのお蔭で、色んなアクセントの音の英語に慣れ聞き分ける術を身につける事に成功しました。

よく英語が聞き取れないと、悲しくなっている人を見かけます。ただね、これってネーティブスピーカーでも出来ない人は沢山いるんですよ。

音なんてただの慣れなんです。あなたの聞き取れない英語はただの聞き慣れていないものなだけ。

英語学校の英国ロンドン出身の先生曰く、英語が第2外国語の人の方がいろんなアクセントを聞き分けられるのではと思った事もあると…。
中には、イギリス英語いわゆるクィーンズイングリッシュに固執している人はハリウッド映画も字幕をつけないと分からない人もいるとの話。
しかも、ちょっとした訛りや少しでも変化すると意味さえわからない人もよく見ると仰ってました。
しかも、そういう人の中では他国の言葉はさっぱりという人も多いから第2外国語として英語を学んでる人の方がえらいと自分は思ってるよ、との事。

へえ、そんな人も多いんだな。そう思いちょっと肩の荷が降りたのを覚えています。

だから、英語を使えるようになりたいと意気込んでる人はそれだけで偉いと思ってほしい。

一旦心を閉ざさず多様なアクセントを聞く気持ちを持てば、色んな考えを多様な環境の人から吸収できる大きな可能性を秘めている。

英語は世界中で話されている言語だ。決して米国や英国のものだけではない。

多様なアクセントを聞いて慣れていこう!

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