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日本語と英語の違い

日本語と英語は違う。
全ての人が分かっているはずなのだけど、慣れている言語「日本語」に英語学習の方法を引き摺られやすい事は事実だ。

特に、意識して欲しいのは英語を使うという話になると、英語を英語のまま考えるようになった方が強い。

英語を日本語に訳す事は英語運用能力とは別の特殊技能と認識した方が良い。

英語で表現された文章を、日本語で分かりやすくするというのはとてつもなく余分な労力を使う。

その為に、英語を道具として使う事に優先順位をつけたいのだったら英語は英語のまま慣れた方が良い。
最初はかなり大変かもしれないが、それを乗り越えればうんと上達が早いはずなのだ。

日本語と英語の違いを見せた方が、スッキリと分かりやすいだろうから以下に記載してみる。

例えば、1日の出来事を日記に書いたとしよう、

日本語では、

「今日、帰り道に梅の花を見て綺麗だった。」

となるけど、これをそのまま英語にしちゃうと全く通じない。

敢えて書いてみよう。

“Today, on my way home the plum blossoms saw beautiful.”

となってしまい全然通じないのだ。文法がぐちゃぐちゃで、あるべきものがなく意味不明になる。

じゃあこれを英語風に日本語で書くとどうなるだろう。

「私は、見た梅の花を帰り道に今日。それは綺麗だった。」

となる。日本語だとなんとも言えなく奇妙か不自然になる。長い文章であればその違和感はもっと増すはずなのだ。

けれども、このなんとも違和感がある日本語の文章をそのまま英語にすると、

“I saw the plum blossoms on my way home today. It was beautiful.”

となり自然な英語の文章となる。

よく眺めてみて欲しい。
どれほどまでに語順が異なっているかを。
そして、日本語に省略が多いかを…

英語を道具として使えるようにするための練習に日本語を持ち込むことが、かなり脳の労力を余分に使う事が理解出来るだろうか?

英語は、基本の5文型を重視し叩き込ませ慣れるまでそれを染み込ませる事がとても大事。

日本語とは全く違う言語だから違いはありすぎると常に思っておくべき。

日本語と英語の違いを何度も確認し直す作業はとても骨が折れる作業のはずだ。

英語上達のヒントなど。

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