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[ノンフィクション]実務翻訳の定例トライアル[Amelia]
翻訳のコミュニティAmeliaに入会してから、毎月定例トライアル課題という物がある事を知り、10月からこれを使って腕試しをしている。
前回の課題は金融で、今回11月はノンフィクションがお題の1つとなっていた。
ノンフィクションなんて、これまたすごい面白そうだなと思った。それも実際に記事になった物だから実践を試すには良い感じだ。
ノンフィクションは勿論、作り話じゃないんだから想像力などさほどは要らないんじゃないかと思っていたけれど、訳しながらそれは大間違いだと感じた。
人が体験して書いた文章。だからその場の雰囲気や空気感を想像したり、どんな想いで筆者がその記事を書いたのか考えながら訳す事も文章に息を吹き込む上ですごく重要なんじゃないかと感じたからだ。
あと、やっぱり1番重要と感じたのはリサーチの重要さ。これはAmeliaの金融のトライアルとかゲーム翻訳にも当てはまった事で、どの分野でも侮れない部分と思う。
まあそれが面白い所でもあり、翻訳の醍醐味でもあると思っている。私自身、どんどん物知りになっていっている気がするし嬉しい部分だ。
人は意識していなければ、どうしても自分が興味がある情報の方に偏ってアクセスする傾向にあると思う。だから私はいつもそれを忘れないよう、情報が偏らないように、意識的に調整している時も多い。
その点、翻訳の練習やトライアル課題に取り組んでいると、自分から自発的に辿り着かなかったであろう情報に触れて、知らなければ調べるからそれが本当に充実した時間に思える。
まあ集中してると、あっという間に時間が溶けてしまいビックリするけれど…笑
せっかく身に付けた英語力を活かしたいというのもあるけど、これは趣味を兼ねてライフワークにしても脳が錆びつかないという点で良いと思った。
それに当たり前だけど、スムーズに移行する文章でなければ読み手が不快に感じて読むのに疲れてしまうだろうから、そこら辺を意識して表現力を落とし込む必要もあるし奥が深いなあと思った。
フィクションもノンフィクションも、書き手は意外と似た考え方を持って制作するのではないだろうかとふと思った。
文章は奥が深い。
何だかもっと色んな種類の本を読みたいという欲が出てきてしまった。
時間をもっと沢山捻出する工夫をしていこう!笑