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英語脳が欲しいと思ったきっかけ

今日は、私が英語をマスターして英語脳が欲しいと思ったきっかけを、書きます。

私は、今は日本に帰国しましたが、以前は西オーストラリア州で長年暮らしてきたし、仕事も生活もしやすいのでオーストラリアの永住権取得を目指した時期もありました。

だから良く、私が英語脳を手に入れたいとまで思い英語に向き合ってきたのは海外の永住権が欲しいからと思っている人も沢山いました。

でも、実際私が英語脳を手に入れようと思った理由は大きく違います。

はっきり何がきっかけとは自分でも分からないけれど、きっと一番のきっかけは演劇だと思います。

なぜ、演劇から英語に繋がるのか、それをここから少し書いていきます。

私は以前も、ここで書いたと思うけれど、昔は内気過ぎて人前でじょうずに発言できないような引っ込み思案の子供でした。だけど、それをどうしても矯正したいと思い友達に誘われるまま思い切って自分を変えるために演劇部に入りました。途中からの入部です。

私は、それまで運動部に入っていたのですが、当時の顧問に部を優先するためにピアノを辞めるように言われ衝突して辞めたばかりでした。私は音楽は人生を豊かにするとても大事な物と思っていたので、その事を言ったら石頭なこの顧問とかなり揉めました。それで、当時部で仲が良かった友達ともすっかり疎遠になってしまったし、私のこのトラブルを知った人達の中には、私を避ける人たちも増えました。ボッチ生活の始まりです 笑

そんな時、途中から転勤してきたせいでボッチだった子が、どうしても演劇部に入りたくて、同じボッチになった私を誘ってきたって訳。

人前だと、あがって本来の自分の力が出せないと思っていた私は自分の情けなさに悩む事も多かったです。自分を変えたかった。

人前で、演技するきっかけが重なれば慣れがでてきて、自分の性格矯正ができるかもと思い、その子に導かれるまま演劇部に入部してみました。

私は、内気だった性格のせいであまりはっきりと断れない性質を持っていたので、当時本当に色々な事(委員など)を引き受けていました。性格とは真逆で変に行動力があるという変わった性質も幸いしていました笑笑

だから、演劇中心に活動はできなかったけれど、それでも主役を得た事があり、頻繁に通う時期もありました。この時の顧問の先生は石頭とは逆で、とても理解があって私の多岐に及ぶ活動に文句は言いませんでした。勿論、音楽を辞めろとも言いませんでした。それで居心地も良く、仲間もできました。

当然、演劇部だから演劇オタクが沢山いる訳です。その中で、一人のオタクが劇団四季のミュージカルのCDを持ってきて、みんなで聴いた時がありました。その時聴いたCATSのCDになんでか分からないけれど、私は釘付けになりました。

それまでは、全くミュージカルなんかに興味はなかったけれど、学割で手に入れたチケットで何度も見に行ったりしました。楽曲が素晴らしい物が多く、音を効果的に演出で使っていて観る度にワクワク。音楽に関係してると直ぐに熱くなる自分にとっては、当たり前な状態だったとも言えます。

ちょっとオタク気質があり、凝り性の私はその楽曲やミュージカルの起源に興味を持ちました。一番好きなCATSを調べたらロンドンやNYのブロードウェイで上演されている事を知ります。有名なミュージカルが外国発祥と知った私。

現地で生でミュージカルを観るというのが、私の一つの夢になりました。それと同時期くらいに、英語圏の音楽に興味を持った私。その流れで、高校時代には音楽オタクの洋楽好きと友達になりました。

高校時代もずっとこのミュージカルを本場で観るという夢は消えないままでした。この友達の影響もあって洋楽も聴くようになり、英語に触れる事が多くなりました。

ただ、いつもちゃんと理解できずに歌詞カードを見る事も多く曲にちゃんと感情移入して楽しむ事が出来ません。

こんな状態では、100%ミュージカルを楽しむ事なんて難しいです。英語を英語のまま理解したい。そう思ったのは言うまでもありません。

そんな時期があったけれど、受験勉強もしないといけないし、英語脳を作るトレーニングはできないままでした。それで、大学生になってから本格的に始めたって訳。隙間時間を見つけては取り組んできました。

大学生になってから、英語脳を作るためにともかく色んな英語圏の記事を読もうと収集してきました。

すると英語を習得したいから始めた事なのに知識が広がるのが分かりとても楽しくなってきたんです。

事実、日本語だけで情報を仕入れていた時とは比べ物にならないほど今まで知らなかった情報が手に入り、すごく面白いと感じたんです。知らなかった事がこんなに分かるようになるなんて!と感動さえしました。

それで、どうしても諦めずに継続したい!そう思えたわけです。現に、英語レベルが上がるに従って今まで観ていた映画なども、映画字幕を追っかける事が少なくなり、没頭しやすくなる。映画の世界に入りやすくなって楽しみ度が倍増していく感じがしてきて嬉しくなりました。だから、モチベーションも継続できたのかもしれません。

最初は、ミュージカルを本場で観たいというちょっとした思いが、こんなに他の部分まで良い事があるなんて思いもしませんでした。

これは、やり遂げる事に意味があるとそう思った私。

私は、なかなかハッキリと分かる事が難しい現代美術のようなものにも興味があります。たまたま、英語記事を読んでいる時に現代美術館MoMAを知って、どうしても興味を持ちました。

MoMAの流れから、NYを調べてみたら大きな博物館がある事も分かり、理系の私はこれにも凄い興味を持ちました。展示物の事を調べたら、観ているだけでワクワク!これは行ってみるしかない!と思ったのを覚えています。

それで、社会人になったら貯金した金でNYに行きミュージカルを2本観る、MoMAに行く、自然史博物館に行くという事が私の英語脳を作りたいということのきっかけとなりました。

この動機があったからこそ、英語脳を作る事のメリットが分かり、続けてこれて良かったなと思っています。

ちょっとした事がきっかけとなり、色んなメリットが分かったわけ。

私が当時勤めていた会社は、ブラックだったので休みを取るのは難しかったけど、製造業だったので工場を休ませる長期休暇中は親会社の都合上休みをとれる。5日間の単独での弾丸ツアーで、時差ボケと格闘しながらもなんとか、目標を果たしました笑 眠気と常に格闘していたけれど、いい思い出です。

その時、NYに行った事は私の更なる英語習得のモチベーションを更に上げました。やっぱり使ってみると分からない部分が分からないと良く分かり、歯がゆさも感じたからだと思います。

現地のケーブルTVで、とても面白い番組が沢山流れていたけれど、全部ちゃんと分からなくてなんだかモヤモヤしたりもしました。展示物を観ている時も、もっと英語を英語で理解できていたら、効率良いなと思ったし、ミュージカル観ている時も、現地の人が笑っている部分に乗れない時もあったし、まだまだ自分はダメだなと思いました。

英語脳があれば、情報収集力も上がるし、尚且つ映画や音楽などの芸術でも楽しめるものがかなり増えるから人生が豊かになるなと思いました。

だから、こんなに英語を続けてこれたんだと思います。

英語を勉強している人の中には、点数のために頑張っている人もいると思うけれど、英語は言語でツールだから、それを手にした時にうんと便利になるのと同時に楽しみも増えるという事を忘れないようにして欲しいと思っています。

英語脳が欲しい理由は人によってさまざまだと思うけれど、私は英語を習得する事自体を目的にするのは間違いと思います。

その先に、何があるのか考えるのが意味があって、その目的をどんな事につけても考えた方が良いのかなと思っています。人生の時間は有限ですからね...

ただ、英語習得して英語脳を手にする事は人生を豊かにする事につながると思うのでお勧めできます!

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