特にコピーは興味ない
海外で働きたい。そういう夢を持っている人もいるでしょう。
こういう人に特別強調して伝えたい事は、
“特にコピーは興味ない” という事なのです。
現地人でさえも、個性なく自分を売り込んでいない人は競争率がある程度ある業界の職にはありつけていないのです。
真面目にコピー品のような状態で、数だけこなしても無駄に苦労するだけ。
少しでも確実に効果を上げるためには、個性を売り込む必要がある
“他の人より何ができるか” の差をつける。
その為には自分を分析し強みを知る必要がある。相手に覚えてもらう努力が必要になる。
それだけではなく、相手の分析も必要なのです。同時に、その業界についても詳しく知り興味を持たなければいけない。
その自分が働きたい職において、その場所で特別に何を提供できるのか、どのように結果を出すのか説明出来れば出来るほど良いのです。
自分と相手のことをどれだけ理解しているか?
また、その努力ができているか?
がすごく大事。
日本では、枠にはまったようなフォーマットの履歴書を提出していてもその考えは改めなければいけない。
だから毎回、同じ事を書いたコピー品を配るなんて論外
因みに、業界は裏で繋がっているのでコピー品で同じような事を書いたらやる気はそれほどないと直ぐに思われます。そんな声、簡単に聞こえてきます。直接、言ってこないだけで…
そうすれば、ただの奴隷要員。これは言い換えれば、面倒な事を数多くしてくれる労働要員という意味。
もっと短時間で多くの仕事をこなす人が見つかれば容易に置き換えられる。そんな要員になるという話です。
各会社に全く同じ履歴書を配るなんて、こういう認識で就活している人と並べられたら
”こいつ、仕事舐めてんのか?“ と思う人さえいるのです。
だから、場所毎に履歴書の書き方や内容を変える必要がある。職歴や学歴の箇所は同じでも、経験や長所と短所や書く内容は、その場所に喜ばれる事を選ばなくてはいけないのです。そういった、サービス精神も試されるのですよ。
しかも、それだけではいけない。
自分がどうしてその仕事をしたいかの熱意を伝えるレターや、電子的なやり取りも必要なのです。
時として、オンラインだけでなくオフラインも両方。
それに加えて、根回しし身元を保証してくれる人も確保しなければいけない。それには普段の行いからくる信用も必要なのです。
私は豪州で実際に職を得る為に、プロからアドバイスを貰いました。それで、実際に動きました。
上のような動きをする人、しない人両方見てきましたが結果は全く違います。
しかし、世の中は不公平なのです。
適当に履歴書配っても職にありつく人もいる。これはどんな差か……。コネと仲間意識からくる馴れ合いの村社会のようなもので出来ている場合もあるのです。部外者でも入り込んで観察していれば容易に分かる。
(今日は、テーマじゃないので書きませんが…)
だから、外国人がコネなしで現地のある程度競争率が高い場所に入るには、売り込んで顔を覚えてもらう努力が必要。そうすれば、自力で生きていける収入となるのです。最初は厳しいかもしれないが、それさえ出来れば何があっても安心になるを意味します。
だから、コピー品なんてとんでもない
”特にコピーは興味ない”
それが、現地人の本音だから。
「なぜ、日本の人はせっかく誰でも参加できる機会がある場所を設けても来ようともしないんだろう?」
「どうして日本人は時間を作ってるのに、静かにしこちらの言ってることだけ答えて何も質問もしないんだろう?やる気ないのかな……」
こういう感じの事を多くの人が言い、疑問に感じています。実際に、私に聞いてきた人もいます。
聞いてくる人は寛容な人なのでマシかもしれない。けれど、多くの人には奇妙な人にしか映っていない。
職が欲しいと言ってはいるくせに、それなりの機会をなぜ使わないのか不思議なのです。
仕事を得るのに必死じゃない人は、
今日生きれる金があれば良いや!
労働要員で給料低くても良いや!
を最初から思ってる人ばかり。
(多分、日本の平均的感覚だと酷いナマケモノ)
ナマケモノは職が欲しい!稼ぎたい!
なんて言いませんし、その空気さえないし、自らその地位に下がりナマケモノライフを毎日楽しんでいる。
仕事なんてとんでもない。金かぁ、、どうでもいいよね、、今日生きてれば、、
オーストラリア産のナマケモノは、それを躊躇なく選ぶ
機会を設けても努力しないくせに
職が欲しい!
稼ぎたい!
という雰囲気があるのは、そんな場所にいる彼らにとってかなり奇妙でしかない。
何考えてるのか?
面倒くさい変わった人だなあ
とさえ思われている事実。
相手のことや自分のことに興味や関心を持ち、よく分析する。
その分析にあった内容を言語化して、文書にして伝える。また、面接や色々な場で相手に印象付ける。そこまでするだけのコミュニケーション力があればあるほど生き残りやすい。
それが現実なので、英語力は必ず必要なのです。
そうなれば書けることは書類を作る為に必要だし、業界や会社のリサーチをするだけの読解力もあればあるほど良い。
そして伝えるだけの、コミュニケーション力が必要。正確に聞き取れて話せるほど有利に決まっています。
読み、書き、会話。
全ての能力が高いに越した事はない。
それがなければないほど、他の能力がその分必要なのです。
なぜ、コピー品を持って
コピーを見せにくるのか
特にコピーは興味ない
なんて奇妙なんだ!
都合よく人権費削減要員に使える程度だな!!
余程の大ゴネがなければその程度に見られてしまうのです…
海外でなるべく良い立場で働きたい。
そう思うとしたら、コピー品をまずはやめるのが最初の一歩なのです。