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諦めない力

日本での大学生時代、私が英語に凝っているのを知っている人は沢山いました。

研究室では英語で書かれた論文を読む機会も多く、ゼミでは英語で書かれた専門書を使った授業がありました。

論文や専門書は単語こそ専門的ですが、書き方は英文学なんかよりは簡単です。

英語オタクだった甲斐もあって、クラスメイトが英語読解に苦しんでいる間、私はとっくに終わっているというのを繰り返していました。

なので、生田さんは英語が出来る人と研究室では有名になっていました。

私の所属していた研究室は、有名教授がいたので入るのに競争が激しく学年内成績1位から3位の人達も集まっていました。

でも、彼らでさえ論文読解に苦労していました。その為に、その人達からどうすれば速く読めれようになるか何度か聞かれました。

私がこのnoteで書いているように、いろいろなコツを教えました。

でも、彼らの特徴は今までの読み方でないと違和感が半端なくて変えたくない。なぜなら私のアドバイスの方法だと出来ないからということでした。

私だからできる

のではないか、と彼らは思い時間を割いて教えてあげたのに中には自分のやり方を否定されたようで腹を立ててきた子までいました。

でもおかしいんです。私だって、別に急に速く読めるようになった訳ではなくそうなるまでに慣れるまで我慢して試行錯誤して色んな方法を試し継続して読めるようになっただけです。

何度も何度も諦めそうになったけど、続けているうちに慣れただけ。

私は苦労して欲しくないので、どうすればいいのか端的に色んなコツを言っても、私がマウントを取ってると勘違いして怒るのでビックリした事もあります。

それで、自分の方法に戻りまた出来ないと言って誰かに聞く。自分の従来の状態と似た方法論を採用しいつまでも上達せず苦しむのを繰り返していました。

今までの方法で全く速く読めないのに考え方をクリアにして他の方法を試してみようともしません。

成績優秀者なのに上達していない人は、どうも直ぐ結果が出ないと自分達は出来ないんだと直ぐ諦めてしまっていました。

点数がすぐに出なくても、英語力は確実に伸びるのに自分が出来ないと思うと続けない。

それに新しい方法を色々試さない。従来の方法でダメだから続けても意味ないはずなのに…。変えることは難しいのは分かるけど、変えなければ状態は変わらないし成長もないのに。

英語の上達は目に見えて直ぐに現れるものでもありません。上達の速い遅いはあっても、継続すれば必ず力は出ます。

でも、良い点数が取れる事をよしとしている人はどうも効率化を求める人が多いので、自分がすぐに出来ると分からなければコツコツ続ける努力をしたがらない人が多過ぎると思いました。

英語上達には、点数重視や効率化ばかり考えていては行き詰まると私は思っています。だから継続できる人が少ない。英語はすぐに結果が出ないからです。言語なのでノウハウでなんとかなる試験とは違います。

未来を見て諦めない力、そして色々と柔軟に試して自分の日本語で思考する頭を変化させていく事なしにはスラスラと使えるようにはなりません。

すぐに結果が現れなくても、英語は継続すれば必ず上達するもの。それなのに、彼らのような成績優秀者だけではなく他にも直ぐ諦めてしまう人が多過ぎると思います。

日本の減点方式の暗記教育が原因だと私は思っていて、今出来なくてもそれで大丈夫という考え方を持って楽しまないと続かないと思います。

諦めないと聞くと辛そうに思う人もいるかもしれないけど、その先にできる事が増えるんだからこんなに楽しい事は本当はないはずです。

諦めない力こそ英語上達には必要かもしれません!

他にも上達についての記事ありまーす!
下のようにマガジンでまとめました!!

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