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今こそ取り入れたい『引き算の美学』


茶道の魅力に沼りつつある
どうも、私です。

日本が誇るこのカルチャーでは

あくまで主役はお茶にあり

その他のものは脇役。

なので茶道をする空間は
洗練されていて、装飾品も少なく
シンプル。

特に教わったことで素晴らしいなと
感銘を受けたのが、

茶花を生ける際に意識する

『引き算の美学』

茶花は「花は野にあるように」という
千利休の教えに基づき、

いけばなや洋花のアレンジメント
のようにデコレーションしすぎず、

自然の中に咲いている本来の姿のように生ける
「投げ入れ」が原則とされているそう。

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少し話はそれますが、20代の頃
花屋で働いていた経験があり、

日々花束やフラワーアレンジメントなど
作成していました、

なので多少
花 に対する自信があったのですが、

茶道を始めて

実は
私の花を生けるセンスは

破茶滅茶に、
壊滅的に、
皆無である。

とゆうことに
気付かされ、密かにショックを受けました。

(いや、それはそれはほんとに 笑えるほどに 笑)

装飾は派手で盛り盛りにしておけば
華やかで見栄えも良い。

これは 足し算 の考え方。

社会全体が物や情報で溢れ
実際のところ
足りないものはほとんど無いはずなのに

足す

ことばかりに意識が向かわされる。

なので、引き算し、
極限まで削ぎ落とす

とゆう茶花の教えは

これまで 足す を当たり前
にしてきた私の心に響きました。

あと1本足したいな、物足りないな、

と思うところで敢えてストップする

これが中々難しい。

(腹八分でストップせず
つい満腹まで食べる悪癖を
矯正するかの如く、、)

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つい最近ストーリーにもあげましたが
劇団四季「キャッツ」を観劇しに行った時に
感じた、あの、

道を極めしものには
神が宿る

の感覚。

それを毎回
お茶稽古の時、空間全体に
感じるので不思議です。

この、引き算の美学

を日常に取り入れるのに
私がよくやっているのが

【ときめかないことリスト】

をつくること。

基本性格が怠惰なので←

部屋のすみの 蜘蛛の巣 を

見なかったふりをして平気で何日も過ごしていたのですが

ほんとは 見た瞬間

心はゲンナリしている

全くもってときめかない!!!

(気づいたら子蜘蛛一匹増えちゃってるし!!!)

その心の反応をスルーせず
キャッチして、
引き算(掃除)してあげる。

その癖付が出来てくると

今度はトキメク空間や現象が増えてくる。

トキメクことを最初に取り入れがちですが、

順番が逆で、トキメかない ことから

意識を向けて

出来れば、なくしていく。

是非やってみてくださいね✨✨✨✨✨

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